“骨と皮だけ”のわんこを救出、動物保護施設スタッフも目を覆う惨状。

2016/06/16 12:16 Written by Narinari.com編集部

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食べ物や水も与えられず、骨と皮ばかりになった犬が救出され話題を呼んでいる。

2頭のわんこがどのような状況で暮らしていたかは定かではない。スペインの地元紙によると、一台の車が何かを放り投げているところを通りかかった女性たちが発見したという。地元の人たちはすぐに動物保護施設へと連れて行くことに。

スペインのシウダー・レアル県で35年以上働いている動物保護施設のディアスさんは、その惨状に目を覆った。

「こんなにひどい状態の動物を見たことがありません」

そう語るわんこは骨が浮いて見えるほどやせ細った身体からもわかるように、重度の栄養失調と皮膚病に冒されていた。

2頭の惨状は地元メディアから欧米の各メディアまで採り上げ、手厚い看護を続けている施設には励ましの言葉と多くの寄付や物資などが贈られ、順調な回復を見せていると伝えられている。

ネットでは「すごく動揺してしまった。生き抜いたんだね。幸せになって欲しい」「こんな目に遭わせた人に同様の悪夢を見せたいよ」「スパニッシュ・グレイハウンドはもともと細身の犬だがこれほどひどいとは…」「こんな状態で捨てるなんて。ひどすぎる」と怒りと同情の声が多く寄せられているようだ。

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