肉屋で遊んでいた12歳の少年に、突然のアクシデントが起きた。羊を吊り下げる時に使うフックが、少年の左目に突き刺さったのだ。

すぐにインドのオスマニア病院に担ぎ込まれ、レントゲンを撮ってみると、目だけでなく脳の奥15センチまで針部分が達していることが確認された。失明や脳障害などの状態を引き起こすかもしれない事態に、通常なら日本円で15万円以上の手術代を要するところ、医者は無料奉仕で施術。1時間以上掛けて、フックを抜くことに成功した。
地元メディアによる医者のインタビューでは、少年の脳には出血もなく、切開する必要はなかったそう。また、目も失明にはならなかったとのこと。順調に回復して1週間ほどで退院できると伝えられている。
ネットでは衝撃的な画像に「恐ろしい。肉屋が危険だとは思っていなかった」「人体というのは本当に不思議だ」「無料であることもそうだが、この過ちから多くを学んだことが人生の得になるだろう」「とにかく無事でよかった」といった感想が寄せられている。