アンバー・ハード、破局したジョニー・デップへの扶養費要求を諦める。

2016/06/15 04:35 Written by Narinari.com編集部

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アンバー・ハードが、破局した夫ジョニー・デップへの一時的な扶養費を求める申し出を取り下げることにしたようだ。

ジョニー側がこの申し出を利用していると感じたアンバーは、離婚調停の期間、ジョニーに扶養費を求めていた申し出を取り消すことを決めたのだという。米ゴシップサイト・TMZが入手したアンバーが裁判所に提出した書類には、一時的な扶養費の要求という項目が「本当の離婚の論点である家庭内暴力から焦点をずらすこと」に利用されていると記されている。

アンバーはジョニーが昨年3000万ドル(約31億7500万円)稼いだことを指摘し、アンバー自身にも毎月の生活費として100万ドル(約1億円)を受け取る権利があるとしており、6月17日(金)に行われるジョニーに対しての一時的な接近禁止命令の審問の際に、この扶養費についても話し合いが行われる予定だった。

アンバーの弁護士は離婚調停中に扶養費を求めることは標準作業手順であると感じたため、短期間のみの支払いを求めただけだと主張している。

アンバーはとりあえずの間、扶養費の要求を取り下げることにはしたものの、接近禁止命令の件が処理された際には、離婚調停の中でまた扶養費を求める権利を持ち合わせていると今回に申請書類で主張しているようだ。

先月、アンバーはジョニーとの15か月間の結婚生活中に肉体的、言語的な暴力を受けていたと申し出、ジョニーがアンバーに100ヤード(約91メートル)以内に近づかないよう一時的な接近禁止命令を獲得している。

今週行われる審問で、裁判官からアンバーの獲得している、ジョニーに対する接近禁止命令を延長するかの決断が下される中、離婚におけるさらなる詳細についても話し合いが進んでいくものとみられる。

そうした中、13日には、ジョニーとアンバーが一緒に暮らしていたロサンゼルスの家に、ジョニーの関係者らがジョニーの私物を取りにやってきたことから、アンバーが警察に通報するという事態が起きていた。ジョニー自身はその場にはいなかったものの、アンバーの代理人はジョニーの関係者らの行動は接近禁止命令における違反行為である可能性があると判断したため、警察に通報するに至ったようだ。

昨年ジョニーと結婚したアンバーは4週間前に和解できない相違を理由に離婚申請を行った。2人は婚前契約書を交わしていなかったと見られている。

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