武井咲が多忙期に抱えた苦悩、頭のキャパ超え「スイッチが切れた」。

2016/06/13 06:34 Written by Narinari.com編集部

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女優の武井咲(22歳)が、6月12日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。連ドラ出演が続いた多忙な時期を振り返り、当時の様子を語った。

2006年に行われた全日本国民的美少女コンテストで、モデル部門賞とマルチメディア賞をダブルで受賞したことをきっかけに芸能界入りした武井。10代の頃からモデルの仕事を始め、2011年頃からは連ドラに主演やヒロインでの出演がずっと続く売れっ子状態となった。しかしその多忙極める日々の裏では、大きな苦悩を抱えていたようだ。

「一時、セリフが全く覚えられなくなったときがあって」「もうキャパを超えて、頭の」と語り始めた武井。「嬉しいことなんだけど、続いて作品があったときに、どういう風に自分が思うかとか、どういう風にやっていこうとか、自分のプランを考える時間さえもなかったときがあって。こういうやり方は良くないんじゃないかってすごい思ったときに、たぶんスイッチが切れちゃったのか、(セリフが)まったく覚えられないのと、気がないの。現場にいても」と、当時はかなり追い込まれていたという。

さらに「セリフも入ってこないし、でもそれに自分も慌てないの。セリフ覚えてないのに慌てないし。そのとき全部がネガティブになっていて、友だちとかも『私はいないなぁ』とか、お腹も空かないし、眠れないし、何しようかなぁみたいな。人との会話も、何も面白くないな、みたいな(笑)。危ないよね」と続け、仕事を離れた部分でも辛い時期だったことを明かした。

そうした時期を、いまの時点から見て「私、飽き性だから、ちょっと飽きちゃったのかもしれない」と分析。ただ、その後少し休んでみると「何して良いかわからない、逆に」といったことにも気が付き、「すごい面白いな、この仕事って。客観的に見て。こんな違う人間になれることもないし、あと単純に妹とかが楽しんで作品を見てくれたりすると、自分が心がないのってすごく失礼で、自分も楽しめないとこの仕事はやっていけない」と思うに至ったそうだ。

そして「休みって大事だね。考える時間っていうのは絶対的に必要だと思う」と、実体験から休養の大切さを説いていた。

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