サム・メンデス監督が、「007」シリーズから引退することがわかった。

「007 スカイフォール」「007 スペクター」の監督を務めてきたメンデス監督だが、次回作のメガホンは執らないことを明らかにした。イギリスのウェールズで行われた文学祭ヘイ・フェスティバルでメンデス監督は「(「007」シリーズの経験は)素晴らしい冒険でした。すべての瞬間を楽しむことができましたからね。でも別の人に任せるときが来たのです。僕は語り手ですからね。新しいキャラクターたちと新たなストーリーを作りたいと考えているところです」と語っている。
さらにメンデス監督は次期監督が「思いもよらぬところからやってくること」を期待していると続けた。
つい先日は、シリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で出演しているダニエル・クレイグが、次回作への巨額オファーを提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったといわれている。