中国のマックで消毒液入り飲料、店員がお湯と勘違いして客に提供。

2016/05/26 12:15 Written by Narinari.com編集部

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中国のマクドナルドで先日、店員が消毒液を普通のお湯と勘違いしてホットチョコレートを作り、客に提供してしまったという危険な一件が起きた。

中国メディア・新浪財経などによると、この問題は5月中旬、重慶市にあるマクドナルドで発生した。馬さんが4歳の息子を連れて同店を訪れたところ、注文したホットチョコレートを口にした息子が舌を出し、苦しそうにしたそう。当初、馬さんは息子が飲み物が熱くてそうしているのだと思い込んでいたが、その後も息子はホットチョコレートをあまり飲もうとしない。それもそのはず、馬さんが試しに一口飲んでみると、炭酸飲料のような刺激を感じ、10数秒後には舌が痺れ始めたのだ。

異常に気付いた馬さんはすぐにフタを外して中身を確認。すると、中のチョコレートはほとんど溶けておらず、報告を受けた店員の調べで、馬さんの息子に出されたホットチョコレートにはお湯の代わりに消毒液入りの液体が入れられていたことが発覚した。当時、同店ではお湯を入れるポットを消毒中で、注文を受けた店員がポットの中身を普通のお湯と勘違いし、そのままカップに注いでしまったことが原因だったという。

いずにれにせよ、少量とは言え、馬さんと息子が“消毒液入りホットチョコ”を口に含んでしまったのは事実。馬さんと息子はマクドナルドの関係者に付き添われ、病院で検査を受けることになった。

結果として馬さんと息子は大事には至らなかったが、内臓にある程度の損傷が見られるなど、「今後も経過確認が必要」と診断。特に馬さんの息子はまだ4歳ということもあり、より慎重な対応が必要とのことだ。なお、問題が起きたマクドナルドは現在、政府関連部門により調査が行われているという。

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