過激ファンにウーマン村本持論「“飲まれる人”は応援しちゃだめ」。

2016/05/25 05:55 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(35歳)が、5月23日に放送されたニュース番組「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演。先日、東京・小金井で起きたアイドル刺傷事件(※正確にはアイドル活動経験のあるシンガーソングライター)に関連して、アイドルとファンの距離はどうあるべきかについて、現役アイドルたちと激論を交わした。

まず、事件について、元NMB48でタレントの門脇佳奈子(19歳)は、「こういう事件があるとどうしてもイベントができなくなってしまう。せっかく応援してくれているのに、そのファンの方がそういう場をなくしてしまうのは悲しい」と、元アイドルとしての立場からコメント。

また、村本は「アイドルだけでなく人前に出る仕事で、人を元気づけたり夢を与える仕事をする人に対して、自分にはそれしかないくらいに救いを求めて没頭してしまう人がたまにいる。自分の生活をきちんとした上で、余裕をもって応援することが大切」と警鐘を鳴らした。

そして、アイドルとファンとの距離はどうあるべきなのかを考えるため、現役アイドルの仮面女子・立花あんな、ネットアイドルの大松絵美、エレクトリックリボンのerica、また、運営の立場から仮面女子のマネージャーの月村麗華さん、ファンの立場として地下アイドルのファン つまさんがスタジオに生出演。

過去に危険な目に遭った経験を持つという立花や大松は、その体験について「怖かった」と語り、ファン側からの意見としてつまさんは「基本的には一線を越えることはないと思います。本来は応援をしている相手なので、危害を加えてしまうまでに至ったきっかけは何だったのかな」とコメント。それに対して村本は「たぶん、近しいからだと思いますよ。アイドルをファンの近くに行かせるのであれば、事務所の人がしっかりと手を持っていないとだめなんですよ」と自論を展開した。

運営側の意見として月村さんは「DMなど本人同士にしか見えないものは禁止しています。プレゼントも禁止して、受け取れるのは手紙だけ。ただ、プライベートまで全部守るのは正直難しいです」と現状を語った。

最後に村本は「お酒と同じで“飲まれる人”は応援しちゃだめなんですよ。どうしても陶酔してしまうから、ちゃんと自制できる人間じゃないとだめ。ファンの人生まで背負えないじゃないですか。夢を与えてもらうんだったら現実を見ようとしないで、夢をみて楽しんでいればいいんですよ」と熱く語った。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.