ホテル代節約のためATMで寝る、旅行者と思しき女性2人組に批判殺到。

2016/05/23 15:49 Written by Narinari.com編集部

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東京都の半分程度の面積しかなく、ホテルの数も限られている香港では、宿泊代が高騰するのは当たり前のことだが、このたび香港のATMに新聞紙を敷いて寝ている女性が現れ物議を醸している。どうやら中国大陸からの訪問客が宿泊代を節約するためにそうしていたようだ。

中国メディア・資訊中心などによると、この女性が目撃されたのは香港新界北区の上水。中国大陸の深セン市にほど近い場所だが、先日、同地の台湾系銀行のATMの敷地内でふたりの女性が床に新聞紙を敷き、眠っている姿が確認された。ふたりは靴を脱ぎ、荷物のスーツケースは足元に置かれたままだったという。

香港のATMには空調があり、また、夜通し灯りもついていることから、ある意味、お金を使わずに夜を明かすにはもってこいの場所とも言えるが、こうした行為が認められてしまうと同様の行為に出る人が後を絶たず、ATM利用者に迷惑をかけたり、犯罪が起きるきっかけとなるのは明らか。そのため、ネットには彼女たちを批判する意見が殺到することになった。

なお、深センと香港のホテルの宿泊代だが、同クラスのホテルを比べると2倍程度の差がある。また、香港にはそもそも格安ホテルが少なく、宿泊代を安く抑えることは難しい状況だ。そのため、一部の大陸からの観光客らは民泊を活用したりして宿泊代を抑えているが、マクドナルドなどの24時間ファストフード店で夜を明かす客も多く、こちらもしばしば問題となっている。

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