ニモ続編に上川隆也&中村アン、日本語吹替版でタコ&ジンベエザメ役。

2016/05/19 05:48 Written by Narinari.com編集部

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日本におけるディズニー/ピクサー歴代興収No.1に輝く「ファインディング・ニモ」の1年後の世界を描いた続編「ファインディング・ドリー」。本作には新キャラクターが登場するが、その日本語吹替版キャストに、俳優の上川隆也、モデルでタレントの中村アンが起用されることがわかった。上川は“謎のタコ”ハンク役、中村は“泳ぎが苦手なジンベエザメ”デスティニー役をそれぞれ演じる。

実は大のアニメーション好きの上川は、本作について「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただ嬉しかったです」とコメント。また、本作が声優初挑戦となる中村は「(声優の初挑戦について)ものすごく嬉しかったです。『ファインディング・ニモ』はもちろん、ピクサーの映画は大好きで全部見ているので、本当に感動しました!」と喜びを語った。

ディズニー作品の声優初挑戦となる上川が声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すが、その目的は謎に包まれているというミステリアス一面がある。そしてディズニー/ピクサー・アニメーションの大ファンだという上川はハンクについて「ハンクは忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います。スケールアップした大冒険と、ドリーだからこその、心がふっと温まる感動のラストが待っていますので、是非ご期待ください」と本作への自信を見せた。

また、アニメーションの吹替え経験はあるものの、今回とくに難しかったポイントとして「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさを明かしている。ディズニーの担当者は「変幻自在に姿かたちを変え、敵か味方かも分からないハンクを演じられるのは、二枚目の役からバラエティ番組出演まで幅広い姿を見せてくれる上川さんしかいない!と考え、起用させていただきました」と起用理由を明かした。

一方、声優初挑戦の中村が担当するデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手という可愛くてお茶目なキャラクターだ。

すべてのピクサー映画を見ているという中村は本作で演じるデスティニーについて「デスティニーは身体は大きいけれど、おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」とその可愛さをアピール。さらに難しかったシーンについて「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と、特徴的な声を出すクジラ語に苦労したことを明かした。

ディズニー担当者は「デスティニーはサメなのに泳ぐのが苦手。でもとても明るく、元気なキャラクターのデスティニーには、明るく元気な姿が男女から多くの支持を集める中村さんしかいない、と考え起用させていただきました」とコメントしている。

映画「ファインディング・ドリー」は7月16日(土)、全国ロードショー。

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