HIS中止企画に矢口&椎木持論、矢口の発言には視聴者のツッコミも。

2016/05/13 15:10 Written by Narinari.com編集部

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タレントの矢口真里(33歳)が、5月12日に放送された報道番組「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演。女子大生社長の椎木里佳(18歳)と共に、報道番組のMCに初挑戦した。

この日、まず取り上げたのは、旅行大手のH.I.S.が発表した新サービスが即日中止になったというニュース。そのサービスとは、飛行機内で東京大学の現役女子学生が隣に座って、旅先の街の解説をしてくれたり、子供の宿題を手伝ってくれるというものだ。しかし、ネットでは「セクハラではないか」との批判が相次ぎ、即座に中止を決める事態になった。

この問題に対して、椎木は「そこまで言わなくてもと思います。セクハラではないかと。嫌々やらされているのなら止めた方がいいと思いますけど」と語り、続いて矢口は「昔の時代なら許されていたかもしれませんけど、今の時代では否定意見のほうが多くなりそうだと思いますね」と、ネット事情をよく知る矢口ならではの切り口で語った。

女性を活用したサービスに絡んで、話題は「東大美女図鑑」について。「東大美女図鑑」とは東京大学の女子学生のイメージアップを図る目的で発行された写真誌で、増刷がかかるほど人気があることで知られている。

自身も現役の女子大生である椎木は「ミス慶応とかいますけど、私のほうがかわいいんじゃないかなと思いますけどね」と冗談を言いながらも、「女性をウリにすることはいいと思いますよ。使えるものは使ったほうがいいと思います」と肯定的な意見を述べた。

矢口は「頭よくてかわいいって、ただただうらやましいだけですよ」と素直な意見を語り、「最近、一緒に仕事をしたミスター東大の人かっこよかったです。イケメン大好きなので覚えてます」と話し、視聴者からは「男の話は止めてー」や「イケメン大好き矢口さん」と矢口の発言にツッコミの声が多数寄せられた。

そして、木曜日の新コーナー「所太郎の今だから言える“真実”」は、今から21年前、世の中に衝撃を与えた「地下鉄サリン事件」を起こしたオウム真理教をテーマに進行。この事件をきっかけに初めて世間に知られた言葉として、「サリン」「防護服」「公安」「カルト」「マインドコントロール」「信者」という言葉を紹介。矢口は「確かに、当時初めて見るものが多かったですね。現実世界の出来事と思えなかった」と振り返った。

さらに、オウム真理教で使用されていたヘッドギアが紹介され、初めて見る実物にスタジオにいた全員が驚く中、所は「このヘッドギアの値段は数十〜百万円ほどらしいです。信仰が深い信者が全財産をお布施として献上し、それによってオウム真理教には数百億円のお金が存在していた」と伝えた。

所から「取材して分かったんですが、信者って『信じる』『者』でしょ。くっつけると『儲け』になるですよ。信者たちは金儲けの道具だったんです」と、この取材を通して感じたことを伝え、それを聞いてスタジオや視聴者からは「うわ、本当だ」とびっくりする声や「怖い」と恐怖の声が上がった。

所は「事件が起きて21年経った今でも、まだオウム真理教のこの事件は終わっていないし、終わりにしてはいけない」と話し、事件のトラウマのせいで、未だに地下鉄の階段を下りられない人や、サイレンの音を聞くだけで震えてしまう被害者の方が多くいる事実、また、当時オウム真理教にいた子供の中には義務教育を受けていない子供も複数おり、それがどう解決したかも分からないという辛い現実も語った。

それに対して、矢口は「この事件を知らない世代もいるわけじゃないですか。事実を伝えていくってすごく大事なことだと思いました」とストレートな気持ちをコメント。最後に所から若い人たちへ向けて、「みんな不安を抱えていて、カルトというものはそういった人の不安を食い物にして生きています。忘れないでください、あなたのすぐ傍にカルトはいます」と警鐘を鳴らした。

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