中国の航空機でまた乗客がトラブルを引き起こした。今回の“犠牲者”はCA（フライトアテンダント）。乗客に頭から水をかけられたそうだが、いったい何が起きたのかだろうか。

中国メディアによると、この事件は4月10日20時半ごろ、北京から広州へ向かうCZ323便の機内で発生した。

調べによると、同機に搭乗していた乗客の沈某という男性は、機内食のサービス中にCAの不注意でジュースを身体にかけられたそう。そのときCAが気付き、謝罪をしたかどうかなどの詳しい状況は不明であるものの、後に沈は航空機後方部に戻ったCA2人に謝罪を要求。同時に謝罪文を作成するよう迫ったそうだ。

するとCAはすぐに口頭での謝罪はしたものの、謝罪文に関しては拒否。この対応に腹を立てた沈はコップ2杯のミネラルウォーターを用意し、ふたりのCAの頭からかけ、挙句に脅しまでかけてきたという。

結局、この騒動は大きな問題に発展。広州の空港へ到着後に、沈は空港警察に身柄を拘束され、三日間拘留の罰を受けることになったという。