蒼井優の相手役にひゅーい抜擢、松居大悟監督作でスクリーンデビューへ。

2016/04/14 10:01 Written by Narinari.com編集部

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シンガーソングライターの石崎ひゅーいが、映画「アズミ・ハルコは行方不明」(2016年冬公開予定)でスクリーンデビューをすることがわかった。

「アズミ・ハルコは行方不明」は、デビュー作「ここは退屈迎えにきて」が人気を博した新鋭作家・山内マリコの書き下ろし小説を、「アフロ田中」「ワンダフルワールドエンド」「私たちのハァハァ」などの松居大悟監督のメガホンで映画化。女優の蒼井優が、実写映画の単独主演としては「百万円と苦虫女」(2008年)以来約8年ぶりに主演を務めることでも話題の作品だ。初の映画出演にも関わらず、石崎がその主演・蒼井の相手役という大役に抜擢されている。

そして松居監督、蒼井、石崎の30代を迎えた同世代3人がそれぞれの才能に惹かれあい、このたび石崎にとって約3年ぶりの2ndフルアルバム「花瓶の花」(5月18日発売)のタイトル曲「花瓶の花」のミュージックビデオを製作した(//www.youtube.com/watch?v=HbqgSysPgRw)。

「花瓶の花」は、石崎がデビュー時よりライブで大切に歌ってきたバラード曲で、本人が友人の結婚式の時に書き下ろした楽曲。ミュージックビデオはその実体験を元に、結婚式披露宴会場で給仕役を務める蒼井の視点を中心に、ある家族の感動ストーリーとなっている。そのほか、俳優の村上虹郎、国広富之、友情出演で神野三鈴も家族役で出演。豪華キャストが“家族の愛”を表現している作品だ。

さらに、ミュージックビデオ「花瓶の花」の全貌が明らかになる短編映画「花瓶に花」(約25分/監督・脚本:松居大悟/出演・蒼井優・村上虹郎 他)も制作。こちらは、アルバム「花瓶の花」の初回生産限定盤DVDに収録される。

☆蒼井優コメント

Q.映画「アズミ・ハルコは行方不明」で石崎ひゅーいと共演した時の感想は?
A.ひゅーいさんはどんなカテゴリーの境をも軽々と飛び越えてしまう方です。芝居は常に予測不能で、そして面白く、自分の凝り固まったつまらない読解力が恥ずかしくなる程でした。とにかくとんでもない人と1か月間芝居をしました。

Q.「花瓶の花」ミュージックビデオについて感想を聞かせてください。
A.ひゅーいさんのお陰でまた大好きな松居組が集合出来、嬉しかったです。このMVの製作が決まったとき、松居組のみんなで大喜びしました。作品を観ていただけたら、この「花瓶の花」という曲と、ひゅーいさんがどれだけ周りの人たちに愛されているかが伝わると思います。ひゅーいさんも、ひゅーいさんのファンの方々も大切にされて来られた曲で、私自身も何度聞いたかわからない程大好きな曲に携わらせていただけたこと、ありがたく思っています。


☆石崎ひゅーいコメント

Q.映画「アズミ・ハルコは行方不明」に出演した感想は?
A.撮影がほんとに楽しくて、自分がどんな心情だったかまったく思い出せないです。青春を取り戻したような感覚です。ずっと撮影してたいと思いました。今後演技をやる事に関してはあまりどうするか考えていませんが、撮影が終わってすぐに曲が5曲くらい一気に書けた時に、嗚呼、本当に素敵な経験をさせてもらったんだなと実感しました。

Q.「花瓶の花」ミュージックビデオについて感想を聞かせてください。
A.映画の撮影をしている最中から、松居監督と蒼井優さんで花瓶の花のMVを作ってほしいなと思っていたので2人が快く引き受けてくれたことがとても嬉しかったです。脚本を考えてくれたり、演じてくれたりする姿を見ながら、この花瓶の花という曲は沢山の人達に大事に大切に育ててもらっているんだなと思って泣けてきました。


☆松居大悟監督コメント
Q.映画「アズミ・ハルコは行方不明」でのひゅーいについて
A.地方から抜け出さない緩やかな空気を、東京の役者に背負わせられないと思った時に、ひゅーいしか頭にありませんでした。元々ライブの表現が演劇的だなぁと感じていて、本人も小さい頃から演劇に縁があったと聞いてオファーしました。現場に入る前も何度か稽古して、でもひゅーいに具体的な演技プランなんて必要なくて、最終的には「呼吸だ!」の一点張りに。現場では、準備した全てを捨てて呼吸していました。目が離せません。あとは映画を見てもらえたらわかると思います!

Q.「花瓶の花」ミュージックビデオについて感想を聞かせてください。
A.自分は今まで曲に立ち向かうようにMVを手掛けてきましたが、『花瓶の花』がバラードだったのもあって、初めて曲に寄り添って、ど真ん中に作りました。唯一こだわったのは、新郎新婦のためだけではなく、それを聞く全ての人の背中を押すような物語にすること。自分で編集をしていて泣いたのは初めてです。この曲に関わることができて光栄です。

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