事故死ポール・ウォーカーの娘に10億円超の損害賠償金支払いへ。

2016/04/12 10:22 Written by Narinari.com編集部

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ポール・ウォーカーの娘メドウ・ウォーカー(17歳)が、父の自動車死亡事故を受けて、1,000万ドル(約10億8000万円)の損害賠償を受け取ることが明らかになった。

2013年11月、ポールが乗車していた友人ロジャー・ロダスの運転する2005年産ポルシェ・カレラGTがコンクリートの支柱と2本の木に衝突した後、車両が炎上したことによって悲劇的な死を遂げていた事件から2年が経過した今、メドウに700万ドル(約7億5700万円)、弁護士のジェフ・ミラン氏へ300万ドル(約3億2300万円)の賠償金が分与されることになったようだ。

米ゴシップサイト・TMZによると、裁判所は、2人が命を落としたこの自動車事故の責任の一部が運転していたロジャーにあると認定したようで、ポールが生きていたら国際的映画スターとして得ていただろう収益のごく一部として、この金額がメドウに支払われることになったという。

運転のコントロールが効かなくなった時に、ロジャーが特に危険な運転をしていたわけではないという形で合意に至っているが、現在のところその賠償金がロダス家から支払われるのか、保険会社から支払われるのかはわかっていない。

この件は2014年の時点で裁判所へ申請されていたものの、メドウが「メドウ・W」という名で申請を行っていたため、今になるまでこの訴訟が行われていること自体、世間に知られていなかった。

その一方でポールの娘メドウがポルシェ社に対して起こしている裁判はこれから行われることになっている。メドウの弁護士ジェフ・ミラン氏は先日、ロジャーの妻が同社に事故の責任を求めた訴訟で敗訴した際、「これらの裁判の内容は全く違います。連邦裁判所で行われた裁判は、ポルシェ・カレラGTを運転しており、衝突による衝撃で即死したロジャー・ロダスの代理人によるものでした」「メドウの父ポール・ウォーカーはその車に搭乗していたのです。車が激突した時、彼はまだ生きていましたが、車の欠陥により座席から抜け出すことができなかったのです」「人を死に至らしめる欠陥商品を販売し続けるポルシェ社と、メドウは引き続き戦っていきます」と声明を発表していた。

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