京王電鉄は3月16日、2018年春に有料の座席指定列車の運行を開始すると共に、新型車両 5000系を導入すると発表した。

同社にとって初の座席指定列車は、平日・土休日の夜間帰宅時間帯に、新宿発・京王八王子行き、新宿発・橋本行きで運行。

新型車両5000系では、クロスシートからロングシートへ転換できる座席を採用し、座席指定列車のときはクロスシート、その他のときはロングシートにして運行する。

外観のデザインはシャープな正面形状を採用し、既存車両との違いを明確にするとともに、正面のカラーリングに黒を用いることによりスマートな列車を表現。内装は沿線にある高尾山の木々の深いブラウンと、繊維の街・八王子の絹糸をモチーフに華やかな室内空間を表現、上質さを演出している。