共感必至“ウイイレあるある”、90年代の男子部屋へタイムスリップ。

2016/03/10 20:19 Written by Narinari.com編集部

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コナミデジタルエンタテインメントは3月10日から、大人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」(通称:ウイイレ)の20周年記念キャンペーンを開始した。それに伴い、「ウイイレあるある」満載のWEB限定動画「♯ウイイレまたやろーぜ」を公開(//www.youtube.com/watch?v=xo-d0njqwwE)。アラサー・アラフォー男子に突き刺さる、必見の動画に仕上がっている。

「♯ウイイレまたやろーぜ」は、酔っ払って、タクシーで寝てしまっている中年男性ウスイが主人公。運転手に起こされて車を降りると、そこは、どこか見覚えのある街、よく見ると目の前のアパートは、大学時代のマサルの家だった。

気になって中を覗いてみると、そこには学生の頃の友人たちの姿。「おい、ウスイ、お前何やってんの?」と後ろから声を掛けられて、振り返ると、コンビニから帰ってきた友人の一人ケイタが自分を不思議そうに見ている。状況が飲み込めないウスイだが、促されるままに部屋に入った。

マサル、イワシタ、ケイタが当時のままいる、目の前の現実を信じられないウスイ。「で、持ってきたの?」と急にイワシタに聞かれて困惑していると、「ウイイレ!」と言われる。いつの間にか手に持っているウイイレ。「持ってんじゃねーかよ!」と言いながらウスイからディスクを奪う友人たち。

「俺、アルゼンチン使う」「ほな、俺イングランドー」「お前どこ使うの?」「ナイジェリア」「出た!イワシタのナイジェリア」というやり取り。懐かしい会話の数々に浸っていると「ウスイどこ使うの?」と急に聞かれ、少し間をおき「イタリア…」と答えると、「こいつイタリア使いだ!」「ほんであれやろ?エース、バッジョやろ?」「バッジョは数値的にありえんやろ!」といった会話が交わされる。

「バッジョは俺くらいじゃないと使えないから!」と言って輪に入るウスイ。なんだか大学時代に戻ったような気持ちになる。「てか、これリネームしてないじゃん!」「いやいや、お前がメモリーカード持って来いよ!」というやり取りや、ジョン・カビラの実況を声マネをする友人など、学生4人による、ウイイレ大会はさらに盛り上がるのだった――。

ファンなら思わず笑ってしまうような「ウイイレあるある」は、日本中のウイイレOB必見。果たしていくつのあるあるが動画に盛り込まれているか、要チェックだ。さらに、登場人物たちが集まる部屋は「90年代の男子部屋」を完全再現。初代PlayStationにブランウン管テレビ、海外チームのユニフォーム、PHS、丸みを帯びたiMacなど、思わず当時を思い出してしまうセットや小道具にも注目だ。なお、動画にはゲーム内の実況・解説としてユーザー達にはお馴染みのジョン・カビラ、北澤豪が意外な役どころで出演している。

また、この「♯ウイイレまたやろーぜ」は20周年キャンペーンの第2弾として公開されたもので、第3弾としては、ウイイレOBお馴染みの元ナイジェリア代表「ババンギダ」選手のプレゼントキャンペーンなども始まっている。詳細はウイニングイレブン オフィシャルWEBサイト(//www.konami.jp/we/)を参照。


☆ウイイレOBなら心当たりがあるハズの“ウイイレあるある”

1.「もじり選手名の方を覚えてしまう」
発売当初は「ベッキャム」「バテスト―タ」など、実在の名前を少しだけ変えた選手がゲーム内に登録されていた。そのネーミングにはインパクトがあり、そっちの名前で覚えてしまうサッカーファンも多かった。

2.「ナイジェリア使い」
「足が速い」など、ズバ抜けて身体能力の高い選手が揃っていたナイジェリア代表。彼らを使いこなすユーザーが、ウイイレ仲間の中に必ず一人はいた。

3.「玄人好みのバッジョ」
技術は圧倒的に高かったがスピードの面では、若干劣っていたロベルト・バッジョ選手。しかし、本人の持つカリスマ性から、彼のプレイスタイル・名言に感情移入をして、あえて難しいプレイをしようとするユーザーが多かった。

4.「リネームメモリーカード」
当時ユーザーたちは、変名登録されていた選手名を実名に修正し(=リネーム)、メモリーカードに保存していた。
リネームされているか否かでユーザーたちの試合に対する熱量には雲泥の差があり、
リネームメモリーカードを忘れて、仲間に激しく糾弾された悲しい記憶を持つユーザーは少なくない。 
      
5.「選手の数値を気にする」
ウイイレでは、毎試合選手たちのコンディションが変わる。コンディションは能力数値に影響を及ぼすため、試合前の選手の数値チェックで一喜一憂するのがユーザーたちの恒例の行事だった。 
    
6.「ジョン・カビラの実況モノマネ」
ウイイレの実況を担当しているジョン・カビラ氏をモノマネするヤツが仲間の中に1人はいた。が、そのほとんどはクオリティの低い代物だった。特徴的な実況は「ポスト、郵便です!」

7.「ピンチになったらポーズボタン」
対戦相手にシュートを決められそうなとき等、ピンチ時にワザとポーズボタンを押して試合を止め、相手のリズムを崩すという技巧派も出現。この技で潰されたチャンスの数は数えきれない。

8.「試合に集中すると口が開いてしまう」
プレイに夢中になるあまり、口開きっぱなし状態に陥るユーザーも。その愛おしいほど無防備な姿に「口開いてる、口!」と仲間から愛のある突っ込みを入れられていた。

9.「ボンバーヘッドの友達は必ず、バルデラマと呼ばれる」
ボンバーヘッドの友達を「バルデラマみたいな頭」とアフロヘアで一世を風靡した往年の名選手に例えるなど、ウイイレユーザー達にとってリアルに再現された選手の髪型は楽しみの一つだった。また、ウイイレ初心者は髪型や色から選手を覚えていった。

10.「ファール後の外人選手風リアクション」
ファールをして審判の笛がなった瞬間。コントローラーをおもむろに床に置き、両手を上げて外国人選手さながらのリアクションをとる。ただ、それで判定が覆ることは一度もなかった。

11.「PKのときに手元を隠す」
PKの時、自分の手の内がバレないように、コントローラーを持つ手元を隠す。それでも横目でなんとか盗み見しようとする。ユーザー達の無言の攻防が繰り広げられた。

12.「本気出すときは正座」
集中力をMAX状態に高めたいとき、体勢を正座に変えて試合に臨む。が、結果はさほど変わらない。

13.「コントローラーが壊れる」
激しいプレイが続くと、コントローラーが壊れることがある。よくあるのは、コントローラーのR1がめり込み、「ダッシュ」しっぱなしになり、その間に相手にゴールを決められるという惨事が起こってしまう。

14.「速すぎるババンギダ」
ナイジェリア代表ババンギダ。決して技術は高くなかったが、その反則レベルのスピードに惚れ込んで使うユーザーも多数おり、誰もが彼にお世話になった記憶をもっている。

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