中国で先日、31歳の女性が大便時に力みすぎ、トイレで卒倒するという出来事があった。どうやら彼女には脳動脈瘤があり、力んだ際に刺激を与えてしまったことが原因のようだ。

中国メディア・楚天都市報などによると、この災難に遭遇したのは湖北省武漢市で暮らす31歳の陳さん。陳さんは遡ること1週間ほど前、頭がぼーっとして、少し痛みを感じたそうだが、そのときは特に注意せず。そのまま放っておいたという。
すると2月25日朝、起床後に大便をしようと力んだところ、突然トイレで気を失ってしまった。幸い夫がすぐに発見し、病院に連れて行ったことから大事には至らなかったが、ちょっとした身体の異変でも疎かにすることがどれほど危険であるか再認識させられる出来事になったそうだ。
なお、病院の検査によって、陳さんには脳動脈瘤があることを確認。大便時の力みが動脈瘤に過度の刺激を与え、それが結果として卒倒につながったことが明らかになったという。