「デスノート」新作に川栄参戦、無差別殺人行う史上最悪のノート所有者。

2016/02/24 05:01 Written by Narinari.com編集部

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2006年に公開され、二部作の興行収入が80億円を超えるヒット作となった実写映画「DEATH NOTE」「DEATH NOTE the Last name」。その正統な続編として製作される完全新作の映画「デスノート 2016」に、元AKB48で女優の川栄李奈(21歳)が出演することがわかった。

昨年8月のAKB卒業後、舞台「AZUMI 幕末編」で主演を務め、2016年1月クールの連続ドラマ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」(日本テレビ)、「東京センチメンタル」(テレビ東京)に出演。4月スタートのNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演も控えており、今後の活躍に期待が寄せられているが、そんな川栄が今度は「デスノート」というビッグタイトルにも参戦だ。

川栄が演じるのは青井さくら。死神界から地上に落とされ世界中に散らばった“デスノート”を所有する人物だ。渋谷の街にいる一見普通の女の子だが、デスノートを用いて大群衆を恐怖に陥れるという重要なキャラクター。前作で藤原達也が演じた“キラ=夜神月”とは真逆、思想を持たず無差別殺人を行う史上最悪のデスノート所有者という役どころだ。

佐藤貴博プロデューサーは「役者として『普通に渋谷にいそうな女の子』のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力を持っています。アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役だと思い、オファーしました」と起用理由を明かしている。

また、佐藤信介監督は「本作の非常に大きな見所のシーンとなりました」と川栄の登場シーンについて証言。

AKB48在籍時のキャッチフレーズ「弾ける笑顔でスマイルセンター」にある川栄スマイルを今回は封印した川栄は、「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しい」と喜びを露わにしている。

映画「デスノート 2016」は2016年秋、全国超拡大ロードショー。


☆川栄李奈 コメント

こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです。自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います。過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います。とても楽しみです。


☆佐藤信介監督 コメント

サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄を、川栄さんには淡々と演じていただけました。デスノートで人を殺すと言っても、それは文字を書くという日常的な行為。しかし、その表情やムードでサイコな雰囲気を醸し、さらに川栄さんの真逆な見た目と性格が、一層それを際立たせました。 本作の非常に大きな見所のシーンとなりました。


☆佐藤貴博プロデューサー

前作と違って今回は、6冊のデスノートが落ちてきて、6人以上(!)の個性豊かな所有者が登場します。なかでも「青井さくら」は、前作の藤原竜也が演じた夜神月=キラの思想とは真逆、というか全く思想を持たずに無差別殺人を行う史上最悪の所有者と言えるキャラクターです。しかも見た目は可愛らしい女の子という強烈なギャップもあります。

川栄さんは、可愛いのはモチロンですが、役者として「普通に渋谷にいそうな女の子」のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力を持っています。

アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役だと思い、オファーしました。
劇中で、大群衆を恐怖に陥れる際に見せる笑顔は、「恐ろしくて可愛い」強烈なインパクトを残してくれています。
その笑顔で、映画デスノートの恐怖のセンターを務める川栄さんをお楽しみに!!!


☆「デスノート 2016」ストーリー

デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやったキラこと夜神月と、命をかけてキラを食い止めたLとの天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥っていた。

夜神総一郎が立ち上げた<デスノート対策本部>は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田他5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。

ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者” 竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には6冊のデスノートが存在する事が判明する。

その矢先にキラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけていた……。

6冊のデスノートを全て手にした者が地上を制する。キラ復活を望む者、それを阻止する者たちとの究極の争奪戦の幕が切って落とされた!

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