マンガ家でタレントの蛭子能収(68歳)が、2月16日に放送されたバラエティ番組「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に出演。かつてオーストラリアで捕まり、裁判を受けたエピソードを語った。

この日、「海外へ行くの大好き」と、旅行の話になった蛭子。「どの街に行ってもカジノがある」との理由で「本当はオーストラリアが一番好き」というものの、実は「一回、捕まったことがあるんですよ」と苦い想い出を告白した。
それは「オレもね、まさか!っていうことで捕まった。こんなことで捕まるかな」と回顧。「オレの持ち物を見て、入国管理局のところで捕まった」そうだが、その理由は意外にも“お弁当”だったという。
蛭子はそのとき、機内で食べようとお弁当を持参していたが、「機内食が美味しかったんですよ。それで弁当残しちゃったんです。そのまま。もったいないなと思って、後で食べようと思って、手に持ってブラブラ」入国審査へ向かったところ、係員に呼び止められ、弁当を調べられた結果、「鶏肉の持ち込み」を理由に捕まったそうだ。
この“捕まった”は呼び止められた程度で終わる話ではなく、その後、裁判にかけられ有罪に。罰金刑20万円が言い渡されたという。
オーストラリア大使館の公式サイトによると、同国は食品の持ち込みに厳しい制限があり、肉については一部加工品以外は「生、冷凍、薫製、塩漬け、保存肉、調理済み、いかなる形態のものも持込が禁止されています」とのことだ。