ヴィクトリアズ・シークレットのCEOが辞任「家族と自分の生活を優先」。

2016/02/18 07:27 Written by Narinari.com編集部

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ヴィクトリアズ・シークレットのシャレン・ジェスター・ターニー氏が、約10年間務めてきたCEOを辞職した。ターニー氏は同ブランドを通して出した声明の中で、大好きなこの職を辞し、家族と自身の生活に集中したいと説明している。

「ヴィクトリアズ・シークレットに16年と第四半期に在籍した今、家族と自分の生活を優先すること、そして次に仕事として自分がすることを考えようと決めました。ヴィクトリアズ・シークレットでの日々は、私のキャリアの中でも最も楽しく、やりがいのある日々でした。私はヴィクトリアズ・シークレットの事業が新たな段階での成長を遂げるチャプターへと誘う位置づけにある状態で去ります。素晴らしい推進力を持った確固としたブランドとして……素晴らしい成長と世界レベルのチームの形成を含め、我々のチームが成し遂げた功績に大きな達成感を持ち、誇りに思います」

ターニー氏の後任が決定するまではヴィクトリアズ・シークレットの親会社Lブランズ社のレスリー・ウェクスナーCEOがその職務を担う予定だ。

ウェクスナーCEOは次のようにコメントしている。

「シャレンのリーダーシップと彼女の功績全てに我々は感謝しています。ヴィクトリアズ・シークレットの売り上げは77億ドル(約8800億円)と70パーセントの伸びをみせ、シャレンの9年間のCEO就任期間の利益は著しく向上しました。シャレンの退任は残念ですが、彼女の決断を尊重し、それを皆が応援しています。我々はブランドの強さと成長の可能性に確固たる自信を持っていますし、その役を担い、ヴィクトリアズ・シークレットのリーダーシップを担う才能あるチームとともに仕事をすることを楽しみにしています」

ターニー氏が率いたヴィクトリアズ・シークレットは世界的な成長を遂げ、そのランウェイショーはファッション界とショービズ界でも重要な位置づけとなり、ジジ・ハディッド、ジョーダン・ダン、アレッサンドラ・アンブロジオら数々の世界が注目するモデル陣を輩出した。 

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