角松敏生1stアルバム“再録”、35周年記念リテイク盤のヴィジュアル公開。

2016/02/18 00:45 Written by Narinari.com編集部

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シンガーソングライター・角松敏生の35周年記念リテイクアルバム「SEA BREEZE 2016」が、3月16日に発売される。それに先駆け、このたびジャケット、アーティスト写真、およびボーナストラックの内容が明らかになった。

今作のジャケットは、ベースはデビュー当時の写真そのままに、角松が「当時こう表現したかった」という色合いに修正され、「SEA BREEZE 2016」のジャケットとして生まれ変わったもの。ブックレット中面やアーティスト写真はデビュー当時1981年の撮影場所、葉山のLA MAREE DE CHAYAにて撮影された。

リテイクアルバム「SEA BREEZE 2016」は、アナログマルチマスターテープを完全にデジタルアーカイブすることに成功し、当時の豪華ミュージシャン、ドラム村上“ポンタ”秀一、パーカッション斉藤ノブ、ギター鈴木茂、ベース後藤次利などベテランを始め、パラシュート、佐藤準、ジェイク・コンセプション、EPO、浦田圭司等のバックトラックを音量、音質など含め再構築。歌と、それに付随する各種コーラスパートを角松自身が再レコーディングした。

角松は「未熟で嫌で仕方なかった歌を今のスキルでやり直せるという事が本当に刺激的で、楽しかった」と語っている。

なお、今作の初回盤ボーナストラックには、未発表音源「Last Summer Station」を収録。この楽曲は17歳当時、覚えたてのジャズコードを使ってボサノバライクな曲に挑戦しようと試みた曲だった。レコーディングもすべて終了し、いわゆる完パケの状態だったが、アルバムの収録時間が長く、レコード音質が悪くなってしまうという問題により、この曲は収録曲から外されることに。しかし、今回35年の時を越え、「Last Summer Station」に新たな歌の息吹を吹き込み収録する運びとなった。

さらに初回盤には、世界初のマスター型レーザーターンテーブル(集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械)で当時の「SEA BREEZE」の未使用アナログLPを読み取り、レコードの良さを最大限に引き出したリマスタリング盤CDとの2枚組として発売。マスター型レーザーターンテーブルを使用したCD発売は世界初の試みとなる。

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