壁を見つめて動かないわんこ、人間に虐待されたトラウマに苦しむ。

2016/02/05 17:09 Written by Narinari.com編集部

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部屋の隅に座ったまま壁を見つめ、全く動こうとしないわんこ。路上で拾われた時から虐待されていたことが目に見える状態で、救出したアイルランドの動物保護団体も「これほどまでにトラウマに苦しんでいる犬を見たことがない」と語る。

“エンジェル”と名付けられるこのわんこ、部屋の角でずっと壁に頭を密着させ、日中はほとんど動かない。食べ物も人が見ているところでは絶対に食べなかった。しかし、人に対して極度の恐怖心を抱えていたエンジェルを変えたのは、一週間後に同じように救助されたもう一頭のわんこのクリフだった。

怯えていたエンジェルはずっとクリフの傍を離れなかったが、明るく人間に慣れていたクリフを通じて徐々に人間への警戒心を解いていくことに。現在は愛情に溢れた夫婦の元で2頭とも飼われており、活き活きと暮らすエンジェルの姿を欧米のメディアが伝えている。

ネットでは「よかった、とても幸せな気分になるよ」「動物も本当に人間と変わらない」「どうして虐待はなくならないのだろう」「トラウマに苦しんでいる姿、本当に憐れだ。幸せになって本当に良かった」といったコメントが多く寄せられている。

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