1990年代に一世を風靡した大人気作「美少女戦士セーラームーン」。その初の展覧会となる「美少女戦士セーラームーン展」が、作品の舞台である麻布十番に隣接する、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリーで開催されることになった。会期は2016年4月16日(土)から6月19日(日)まで。

「美少女戦士セーラームーン」は、1992年に講談社月刊少女マンガ誌「なかよし」に連載され、少女を中心に年齢や性別を問わず広く人気を博し、少女マンガ・アニメの域を遥かに超えたブーム・社会現象となった大人気作品。
その人気は国内にとどまらず、海外でも多くの若者を魅了し、連載終了から19年が経過した今もなお、多くのファンに愛されている。
また、2012年より20周年プロジェクトがスタートし、さらに、今春からはアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」第3期 <デス・バスターズ編>放送が決定するなど、こちらも話題を呼んでいる。
本展は、今回の展覧会のために原作者・武内直子氏が描き下ろした原画を含む多数の原画を展示するほか、90年代のアニメ資料や人気グッズなどを随所に散りばめたファン待望の初の総合展。
また、会場エントランスは、作品内に登場するシンボリックな建物 “ムーンキャッスル”に見立てた展示空間で、「美少女戦士セーラームーン」の世界観に浸れる演出となっている。
東京の絶景と作品との融合を楽しめる東京シティビューならではのダイナミックな展開、そして、そこから見下ろす麻布十番を舞台としたストーリーとの親和性で、よりセーラームーンの世界を感じることができる、ファンにとっても貴重な体験となりそうだ。
さらに、同フロアにある「Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON」のカフェエリア「THE SUN」がオリジナルメニューやスイーツを展開する期間限定のセーラームーンコラボカフェとなり、展覧会を食でも楽しめる。