ゴールデン・グローブ賞最多受賞作品は「レヴェナント:蘇えりし者」。

2016/01/11 21:38 Written by Narinari.com編集部

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「レヴェナント:蘇えりし者」が、1月10日(日)に行われたゴールデン・グローブ賞で最多受賞を果たした。

狩猟中にクマに襲われ、瀕死の状態になるも仲間に置き去りにされ、それでもなお家族に会うべく奮闘する男ヒュー・グラスをレオナルド・ディカプリオが演じたアドベンチャー・スリラー作品がドラマ映画部門作品賞に輝き、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が監督賞、ディカプリオが主演男優賞を獲得した。

ディカプリオは受賞スピーチの中で「この作品で描かれている先住民族の方々、そして世界中の先住民の人達とこの賞を共有したいです」「僕たちは彼らの歴史を称賛し、土地や財産を守らなければならない時が来ました。次世代のためにこの地球を守らなくてはいけないのです」と語っている。

コメディー&ミュージカル部門では「オデッセイ」が作品賞の栄光を手にし、主役を務めたマット・デイモンも同部門での主演男優賞を獲得した。

一方で「スティーブ・ジョブズ」に出演したケイト・ウィンスレットは4度目のゴールデン・グローブ受賞となる助演女優賞に輝き、受賞スピーチの中で「とても衝撃を受けています。ショックを受けているんです!この衝撃に慣れることはありません。今ここに立っているものの、これが現実ではないんじゃないかなと考えているくらいです。正直言ってこんなことが起きるなんて考えてもいませんでした」「まだここで活躍する女性はたくさんいます。私はこの業界で23年間やってきていますし、ケイト・ブランシェットはおそらくもっと長いと思いますけど。今年ここには真の女性のパワーが集まっています」とコメントしていた。

そして歌曲賞には「スペクター」の主題歌、サム・スミスが歌う「ライティングス・オン・ザ・ウォール」が輝き、レディー・ガガが「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」でリミテッド・シリーズ・テレビ映画部門の女優賞を獲得した。

第73回ゴールデン・グローブ賞結果


作品賞ドラマ部門『レヴェナント:蘇えりし者』
作品賞コメディー/ミュージカル部門 『オデッセイ』
監督賞 アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
主演男優賞ドラマ部門 レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
主演女優賞ドラマ部門 ブリー・ラーソン 『ルーム』
主演男優賞コメディー/ミュージカル部門 マット・デイモン 『オデッセイ』
主演女優賞コメディー/ミュージカル部門 ジェニファー・ローレンス 『ジョイ』
助演女優賞 ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』
助演男優賞 シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』
脚本賞 アーロン・ソーキン 『スティーブ・ジョブズ』

外国語映画賞 『サウルの息子』
アニメーション作品賞 『インサイド・ヘッド』
音楽賞 エンリオ・モリコーネ 『ヘイトフル・エイト』
歌曲賞 「ライティングス・オン・ザ・ウォール」 『007 スペクター』
作品賞ドラマ部門 『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』
女優賞テレビシリーズ&ドラマ部門 タラジ・P・ヘンソン 『Empire 成功の代償』

男優賞テレビシリーズ&ドラマ部門 ジョン・ハム 『マッドメン』
テレビシリーズ賞コメディー部門 『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』
女優賞テレビシリーズ、コメディー&ミュージカル部門 レイチェル・ブルーム 『クレイジー・エックス・ガールフレンド』
男優賞テレビシリーズ、コメディー&ミュージカル部門 ガエル・ガルシア・ベルナル 『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』
助演女優賞テレビシリーズ、ミニシリーズ&リミテッドシリーズ部門 モーラ・ティアニー 『ザ・アフェアー』
助演男優賞テレビシリーズ、ミニシリーズ&リミテッドシリーズ部門 クリスチャン・スレーター 『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』
作品賞リミテッドシリーズ&テレビ映画部門 『ウルフ・ホール』
男優賞リミテッドシリーズ&テレビ映画部門 オスカー・アイザック 『ショウ・ミー・ア・ヒーロー』
女優賞リミテッドシリーズ&テレビ映画部門 レディー・ガガ 『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』

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