シリーズ最新作「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」に登場し、愛らしい姿に注目が集まるキュートな新ドロイド・BB-8。その誕生秘話に迫る特別映像（//www.youtube.com/watch?v=PKN_8hLrkGE）が解禁となった。

特別映像は「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」のメイキングシーンと、「スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望」のシーンを使用した胸アツな映像と共に、J.J.エイブラムス監督の「子供の頃、初めて観た『スター・ウォーズ』は全てがリアルだった。C-3POもR2-D2も実在すると本気で思えたんだ。だからBB-8も同じように作りたかった」と熱いコメントからスタートする。

さらに映像では愛されドロイドBB-8のキュートなシーンやキャストたちのコメントに加え、J.J.エイブラムス監督がナプキンに描いた原案のスケッチも公開。J.J.は当初から“次世代のR2-D2を作る”と意気込んでいたという。ヒロインのレイを演じているデイジー・リドリーも「誰もが虜になるわ！」とBB-8にメロメロだ。

今回の映像には登場していないキャストを含め、“愛されドロイド”BB-8へのコメントは次の通り。

◎レイ役：デイジー・リドリー
BB-8は人々から愛されることになるわ。彼は小さくて、R2-D2よりも小さいし、生きているの！BB-8は素晴らしいわ。驚異的よ！

◎フィン役：ジョン・ボイエガ
BB-8はキュートでカリスマ性があり…しかもちょっとだけ怒りっぽい。僕は秘かに、奴はR2-D2と遠い親戚じゃないかと思い始めているんだ。BB-8は一緒に演じやすい相手だね。BB-8のことは1人の役者として本当に最高だよ。奴は時々失礼だから、ちょっと態度を慎む必要はあるけどね（笑）。

◎ポー・ダメロン役：オスカー・アイザック
あのデザインは驚異的だね。彼はボール型で動き回るから、まるで小さなお腹みたいに見えて、とてもキュートだね。とても表情豊かで、大きな感情表現の余地がある。彼はまさに生命を宿しているね。

◎C-3PO役：アンソニー・ダニエルズ
私を完全に驚かせたもの、それがBB-8です。このドロイドが生命を宿すところを私は目の前で見たのです。BB-8のシーンに私が出ています。私のシーンにBB-8が出ているという言うべきだと思う人もいるかもしれませんが、BB-8はスターですから、むしろ、私が彼のシーンに出ているという感じなのです。あれは一番愉快なキャラクターですよ。ごめんよR2、口惜しいだろうね。おそらく人々はBB-8に心を奪われるでしょう。BB-8とシーンを共にする役者は気をつけた方がいいですよ（笑）。


☆BB-8とは

砂漠の惑星でレイの後ろを必死に走り、あるいは、頭を傾けて物陰からそっと覗き……。そのボールのようなユニークな姿とキュートな動きに、ハートを奪われ、笑顔になり、もん絶した人続出の新キャラクター、ドロイドのBB-8。そんなBB-8は、J.J.エイブラムス監督がナプキンに描いた大小2つの円から生まれた。また、その名前の由来は、BB-8という音が擬音語のようであることや、姿形が「8」や「B」二つで出来ているように見えることから思いついたという。

「BB-8は子犬みたいなんだ」とJ.J.エイブラムス監督は語る。「R2-D2とはちょっと違って文句は言わず、任務に熱心で役に立ちたいという気持ちが強い純粋なキャラクターなんだ。パーソナリティをしっかり出せたから、本当に生きていると信じてしまいそうになるよ」