モトリー・クルーが最後とうたう大晦日のライブで、セットに不具合があり、ドラムのトミー・リーが宙づりになるハプニングあった。
同バンドの「ファイナル・ツアー」最後を飾るロサンゼルス公演で、ジェットコースターのレールをドラムが移動する「ザ・クルーシフライ」と呼ばれるセットに不具合が生じ、トミーが観客の上で逆さに吊られる事態となり、救出される一幕があった。
舞台裏スタッフがセットの修理を急ぐ中で、トミーは「このジェットコースターが壊れたみたいだな」「くそったれのジェットコースター!おい、助けろよ。俺を救出しろよ。最後の夜にこんなことが起こるなんて信じられないね。始まったときから何かおかしいと思ってたんだよ」とバンドメンバーに伝え、緊急事態にも関わらず余裕の対応を見せていた。
そんなハプニングは起きたが、バンドは結成35周年を祝って最後のライブを終え、無事に引退。このファイナル・ツアーの模様を収録したフィルムは年内にも公開される予定だ。