シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で監督を務めるハリウッドのヒットメーカー、J・J・エイブラムス監督が、12月19日に放送された情報番組「めざましどようび」（フジテレビ系）に出演。アイドルグループ・AKB48について語り、自身の作品への出演オファーを出す可能性があったことを明かした。

映画の公開にあたり、この日、インタビューのVTRという形で同番組に出演したエイブラムス監督。英国でパパラッチに撮影された“日本”と書かれたTシャツのことに話が及ぶと、「僕は日本の大ファンだからね。何枚も持っているよ」と、大のニッポン好きであることを明かした。

そして「監督は日本のアイドルは好きですか？」との意表を突く質問には、「だ…誰のこと？」と一瞬動揺を見せ、「例えばAKB48」と聞かれると「イエス！」。さらに「ちょっと長い話になるよ」と前置きした上で、なにやらAKB48にまつわるエピソードを語り始めた。

エイブラムス監督によると、「彼女たちが活動を始めた頃に、僕は『スター・トレック』の1作目（2009年公開）を製作していて、彼女たちのステージを見に行ったんだ」と、生でAKB48の公演を見たことがあると告白。それは「素晴らしかったね！」と振り返る。

このとき、公演に感動したエイブラムス監督は、「スター・トレック」にメンバーの中から誰か1人を出演させられないかと思ったものの「実現しなかった」とのこと。ただ、「彼女たちのステージを見たよ。すごい経験だった！」とニコニコと語った。

リップサービスの部分はあるとしても、AKB48を認知しているだけでなく、実際に生で見た経験があり、さらにはオファーを出す可能性があったかもしれないという話は、興味深いエピソードと言えそうだ。