アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ（24歳）が、12月6日に放送されたラジオ番組「ノースリーブスの週刊ノースリー部」（ニッポン放送）に出演。一部で話題となっている“卒業詐欺問題”に言及した。

高橋は昨年12月、1年後となる2015年12月をめどにグループから卒業すると発表し、後任の“総監督”に横山由依（22歳）を指名。横山も“ジキソー”（次期総監督）としてメディアに登場し、新たな体制への決意やビジョンなどを語ってきた。しかし、実際に2015年12月を迎えるも高橋は卒業せず、先日、2016年3月に卒業コンサートを行うと改めて発表。この「1年後に卒業すると言ったのにしなかった」ことについて、一部で物議を醸していたのが“卒業詐欺問題”というわけだ。

番組ではこの日、峯岸みなみ（23歳）が「たかみなが自分から言わないなら…言いますけども。卒業詐欺問題？」と斬り込むと、小嶋陽菜（27歳）も「はい、深刻ですよ、これは」と同調。

高橋は「詐欺ではないんですよ」と打ち消そうとするも、峯岸は「ひどい話だよね。ちょうど去年の今ごろですよね、卒業発表がありました。2015年12月をめどに卒業、と。めどっていう言葉をどう理解して良いのか、今後みんなが迷っちゃう」と続けた。

これに高橋は「私も迷ったよ。本当に。本当に説明させてくれよ」と必死の釈明。それによると、「12月めどって去年言ったよ、私は。それは（去年）10月くらいの時点で秋元先生とお話したときに、『高橋は総監督だから1年前に発表しなきゃな』って言われて12月に言ったわけ。でも一応、風の噂で（2015年）11月くらいに大きいコンサートやるって、言われたんだよ！ 去年言われたんだよ！ そこで大きいフィナーレして、12月8日で卒業みたいな感じだったのよ。でもなんだよこれは！ フタを開けてみたらね！ 2016年、会場問題というのが出てきてしまいまして、いろんなライブ会場が改修工事に入ってしまったり。結構アーティストさんは深刻な問題を抱えていまして。正直よ、1年前にこちとら言ってるんだから、取っておけよって話なんだよ。会場を。抑えてなかったんだから。抑えてなかったし、抑えられなくなっちゃったのよ。結局よ、おいおいと、いつだいつだと、ずっと言ってたよ」と語り、卒業が延期した理由は、最後のコンサート会場が決まらないためだったと明かした。

高橋本人としては「私もここまで来るとね、どこでもええわい！ってなった」とは言うものの、グループに勢いをつけるためにも華やかなステージが必要との運営判断もあるようで調整は難航している模様。そのため「先が見えないんだよほんとに。まだ場所も決まってないしさぁ、私の将来どうなってるんだよ」と嘆く高橋だった。