本人の口内から始まるビョークMV、一時的に声失った時の思い描く曲で。

2015/12/07 11:41 Written by Narinari.com編集部

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今年1月に突如4年ぶり8作目のアルバム「ヴァルニキュラ」をリリースし、その衝撃的な内容と先進的なサウンドが大きな話題を呼んだビョーク。全世界24か国のiTunesで1位を獲得するなど大きな反響を呼んだが、そんな同アルバムより、「マウス・マントラ」のミュージック・ビデオが公開された(//www.youtube.com/watch?v=iIhLCXmrCm8)。

このビデオは、これまでFKAツイッグスのアルバム・アートワークや、「ヴァルニキュラ」にプロデューサーとして参加しているアルカのミュージック・ビデオなどを手掛けてきた、ジェシー・カンダというアーティストが監督。「マウス・マントラ」が、3年前にビョーク本人が受けた声帯ポリープの除去手術で一時的に声を失った時の思いを描いた楽曲とあって、MVはビョーク本人の口の中を生々しく映した、ビョークの世界観が炸裂した内容になっている。

また、12月23日には、「ヴァルニキュラ」を全編ストリングスにて再構築したアルバム「ヴァルニキュラーストリングス」の日本盤が発売されることが決定。「ヴァルニキュラ」は、カニエ・ウェストやFKAツイッグスを手掛けたことで注目を浴びた鬼才若手プロデューサー=アルカによるエレクトロニック・ビーツがストリングスと融合されていたが、「ヴァルニキュラーストリングス」では一気にストリングスのみの構成に削ぎ落とされ、その分さらに楽曲の魅力が生々しく際立った内容となっている。

そして本作では、レオナルド・ダ・ヴィンチが発明したとされる、世界に一台しか存在しない楽器“ヴィオラ・オルガニスタ”が起用されており、「ヴァルニキュラ」のエモーショナルなメロディー、そして生々しい歌詞が、さらに浮き彫りになるような美しい作品に仕上がった。日本国内盤にはリミックス2曲もボーナス・トラックとして収録される。

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