再婚後に“無精子症”と判明、「前妻との子の父親は誰だ」と裁判に。

2015/12/01 21:11 Written by Narinari.com編集部

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“無精子症”は精液中に精子がまったく無い状態のこと。中国のある男性は再婚後にこの“無精子症”と診断されたのだが、それがきっかけで前妻との間で泥沼の裁判を繰り広げることになった。と言うのも前妻との間には子どもが一人おり、子どもの父親が誰であるのかが問題になったためだ。

中国メディア・揚子晩報などによると、前妻を相手取り裁判を起こしたのは江蘇省鎮江市丹陽市で暮らすAさん。Aさんは前妻と離婚した数年後、別の女性と再婚することになったのだが、ふたりはいつまで経っても子どもを授かれず。悩んだ挙句、Aさん夫婦は病院で検査を受けることにした。

するとAさんにショッキングな事実が判明する。医師から“無精子症”と診断されたのだ。しかもAさんの“無精子症”は先天性のもので、「子どもができる可能性はとても低い」とまで断言されてしまった。

これだけでも本人にとっては受け入れがたい事実だが、間もなくAさんをさらなる衝撃が襲う。冷静さを取り戻したAさんは、前妻との間に生まれた息子(6歳)の父親が誰なのかを疑うようになったのだ。

そして嫌な予感は的中する。DNA検査を通じてAさんと息子の間には血縁関係がないことが判明。怒りを抑えきれなかったAさんは前妻を相手取り、子どもの養育義務などをめぐって裁判を起こすことにした。

確たる証拠を提示された前妻は事実を受け入れるほかなく。最終的に過去の“浮気行為”を認め、4.5万元(約86万円)の賠償金を支払うことで合意したそうだ。

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