“遠恋中”アザラシがビデオ通話、「さては水族館スタッフに経験者が」。

2015/11/29 16:37 Written by Narinari.com編集部

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ビデオ通話の発明は、遠距離恋愛のカップルに大きな恩恵をもたらした。実際に顔を合わせて語り合う、それは愛し合うアザラシたちにとっても大事なこと。ベビーフェイスとシジャという二頭のアザラシは毎日ビデオ通話を楽しんでいるという。

二頭の出会いは2007年、英国の保護施設で始まった。37歳と高齢の雄ベビーフェイスと10歳の雌シジャはすぐさま恋に落ち、高齢や経口避妊薬を飲ませていたなどの状況にもかかわらず二頭の子アザラシをもうける。しかし、その後ベビーフェイスの体調などを考え、シジャを260キロ離れた雌だけの水族館へ送ることになった。

しかし水族館のスタッフは二頭の交流は続けさせたほうがよいのでは、と考えタブレットを利用してビデオ通話をする機会を導入した。最初は戸惑いを見せたベビーフェイスも愛するシジャの顔を見るとどうやら認識したらしく、お互い鼻をくっつけるように話をしたという。

水族館のスタッフはこの儀式を使用しているFaceTimeに合わせて「アザラシタイム」と命名。毎週行っているそうだ。

ネットでも「なんていい話なんだ」「さては水族館のスタッフに遠距離恋愛経験者がいるな」「ロマンスだねぇ」などなど多くの共感を呼んでいる。

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