エルトン・ジョンが薬と酒に溺れた原因、“父の拒絶”で悪循環に。

2015/11/15 04:44 Written by Narinari.com編集部

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エルトン・ジョン(68歳)は、今はなき父親から拒否されたことが、薬物と酒にまみれる悪循環に陥った原因だと考えているそうだ。

40代前半に入院した後に回復した過去を持つエルトンは、1991年に死去した父親スタンリー・ドワイトが自身を拒絶し、それが「ニューオリンズ州の火災を起こすほどの量の」アルコールを飲む原因となったとオックスフォード大学のオックスフォード・ユニオンの席で語った。

「父は僕に愛していると一度も言ったことがないし、抱きしめてくれたこともないんだ。それに、僕のパフォーマンスを見にきてくれたこともなかったんだ」
「父は愛には制限があるってことを教えられていたんだ。愛情を公の場で見せないこと。公の場でなくてもプライベートでも見せないことってね。だから、息子が自分のようでなかったら、実際かなり僕は父親とは異なっていたわけで、愛はだんだんと無くなり、見せなくなってしまったんだよ」

そんな辛い過去を持つエルトンだが、父親との関係を反面教師にして夫デヴィッド・ファーニッシュと一緒に代理出産でもうけた2人の子供に毎日のように愛を示しているようで、よい面もあったと説明する。

「子供を持ったとき。愛しているってことを僕は伝え続けたんだ。子供たちも僕に愛してるって言い続けているよ。息子のザカリーはある日、『神さまに届くぐらいまで愛している』って言ってくれたんだ。そういうことをいろいろなバージョンで勢いよくいつも言ってくれるんだ。(もう1人の息子)イライジャも同じだよ」
「僕らが子供たちを順調に育てているってこと、息子たちが愛されていると感じること、大事に育てられていると感じること、言葉の愛とともに、愛を触知する感覚があることは、僕にとってとても意味のあることなんだ」

そんな中、エルトンは90歳になる母親シーラとも複雑な関係を持っており、母親が夫のデヴィッドを罵ったことをきっかけに7年も口をきいていないという。

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