スマホに“吸い込まれる”人々、依存や中毒性を問いかける作品が話題に。

2015/11/11 19:51 Written by Narinari.com編集部

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その昔、「写真に写ると魂が抜かれる」という迷信が信じられていた時代があったというが、このスマホ全盛・自撮りブームの時代も、ある意味ではスマホに魂を抜かれているのではないだろうか。そんなコンセプトの写真が話題を呼んでいる。

フランスの写真家アントワーヌ・ガイガーさんの作品は、スマホをいじっている人たちの顔が吸い込まれていくように加工されたもの。美術館や地下鉄、路上と、人がたくさんいる中で、“スマホ中毒”のように自分だけの世界に入り込んでいる様子を描いている。テクノロジーへの依存や中毒性を問いかける作品として欧米の各メディアで紹介され、話題を呼んでいるようだ。

ネットでも「たしかにスマホとSNSは私の時間と精神を浪費させている」「テクノロジー批判を画像加工で表現するのも不思議な話だ」「かといってスマホは手放せないよ」「あまりクリエイティブな作品とは言えないが、こうして書き込んでしまうことに魂を奪われている実感は覚えるよ」などなど様々な意見が寄せられており、注目を集めることには成功したようだ。



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