ハリポタ新シリーズの邦題決定、日本含む12か国は独自のものを採用。

2015/11/04 05:00 Written by Narinari.com編集部

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シリーズ累計8作品で、世界興行収入約9,268億円を叩き出した「ハリー・ポッター」シリーズ。その5年ぶりとなる新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」の各国のタイトルが、米国や英国、台湾、日本を含む全世界約60か国で解禁された。

日本の映画タイトルは「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」に決定。すでに発表されていた作品の原題「Fantastic Beasts and Where to Find Them」(直訳:幻の動物とその生息地)を採用した国が米国や英国など半数以上を占めたが、日本を含む12か国が独自のタイトルを採用した。日本は2016年冬の公開に向けて本格的に動き出す予定となっており、近日映像も世界同時に解禁される可能性があるという。今後の動きにファンは釘づけになりそうだ。

今回のタイトルについて、配給のワーナー・ブラザース映画は「これまでハリー・ポッターの魔法の物語に親しんだ皆様に、新たに始まる新シリーズでこの素晴らしいファンタジーの世界を楽しんでもらいたいという思いから、未知の動物に魅了され夢と希望を胸に世界中を旅する魔法使いの姿と、壮大なスケールの物語をタイトルから感じてもらえればと今回のタイトルに決定いたしました」と、そこに込めた意味を説明している。

映画の物語は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した、魔法動物たちを研究した魔法使いが主人公の物語。ハリー・ポッターの1作目から約70年前のアメリカが舞台となっている。

それ以外の情報はほとんど明らかになっていないが、ハリー・ポッターシリーズの原作者J.K.ローリングが初めて映画の脚本に加わり、映画のために物語を書き下した渾身の一作だ。

ダニエル・ラドクリフが演じたハリー・ポッターに続き、本作をけん引することとなった主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは、「彼女と博士のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞を射止めた、今最も注目を集める実力派俳優のエディ・レッドメイン。今回は、旅先で発見した幻獣たちを記録したのちニューヨークにたどりつく、魔法界きっての魔法動物学者に扮する。

ハーマイオニーのような新ヒロイン役を射止めたのは、「インヒアレント・ヴァイス」のキャサリン・ウォーターストンで、ニューヨークで主人公が出会う魔法使いを演じるほか、コリン・ファレルといった名俳優も魔法使いの役で登場するというが、まだ詳細は明らかになっていない。

メガホンを執るのは、シリーズ5〜8作の監督を務めたデイビッド・イェーツ監督。そしてプロデューサーは、全8作品のプロデュースを手掛けたハリウッドの超敏腕プロデューサーのデイビッド・ヘイマンが続投する。まさに、正統なる“ハリポタ”の作り手たちによる新シリーズとあって、どのような映画が誕生するのか、世界中のファンが待ちわびる作品となりそうだ。

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は2016年冬、全国ロードショー。

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