ワイン貯蔵庫に閉じ込められた猫、失踪7週間後にふらふらの状態で発見。

2015/10/29 17:31 Written by Narinari.com編集部

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ドイツに暮らすターキッシュアンゴラ種の猫アリョーシャは、急に姿をくらませて、飼い主であるクラウディアさんを心配させていた。飼い主は自分で150枚のビラを印刷、街中に貼りだして愛猫の捜索を続けていたという。

それから7週間後、ふらふらとした千鳥足の状態で歩いているアリョーシャが発見された。どうやらアリョーシャは家から数軒先にあるワインの貯蔵庫に閉じ込められていたようなのだ。貯蔵庫ではドイツの定番白ワイン、モーゼル・リースリングなどが合計3本、値段にして6,000円弱のワインが割られており、そのワインをなめることで命を繋いだとのこと。

しかし、猫にアルコールは厳禁。実際クラウディアさんの目の前に現れたアリョーシャはふらふらで死にかけているようでもあったという。

すぐに獣医に連れて行き、三日三晩点滴を受けるなど懸命の看護のお陰でようやく元気に。ただ、ワインにはもうこりごりのようで、水ですら白ワインと思って飲むのを嫌がる、と独紙ビルトやザ・ローカルなどは伝えている。

ネットでは「わかる。自分も酒蔵に閉じ込められたら全部の酒を飲んでフラフラになると思う」「大災難だ。命が助かってよかった」「悪い思い出は禁酒に繋がるんだね」「ドイツ語で二日酔いのことを示す時に“Kater(オス猫)”という単語を使う理由がこれだ」「ミルクをがぶ飲みするアリョーシャもきっとかわいい」などなど、無事助かったアリョーシャを祝うコメントなどが寄せられている。

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