パリ・リヨン駅に日本の駅弁店、JR東日本グループが駅弁の可能性検証。

2015/10/21 00:01 Written by Narinari.com編集部

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JR東日本と日本レストランエンタプライズは12月1日から、フランスのパリ・リヨン駅に、日本の駅弁を販売する駅弁売店「駅弁 EKIBEN」を期間限定オープンする。

日本レストランエンタプライズは、これまでシンガポールと台湾でのイベントで駅弁の催事販売を実施。今回は海外での駅弁のさらなる可能性を検証するために、和食人気があり、“BENTO”の知名度が高いフランスのパリでの駅弁販売を行う運びとなった。

駅弁売店では、フランスのシャロレー牛を使用したオリジナル弁当「パリ・リヨン弁当」や、駅弁の定番である「幕の内折詰弁当」など5種類の駅弁を販売。また、隣接するイベントスペースでは、駅弁の歴史や魅力を紹介するためのパネルや駅弁の掛け紙を展示し、日本で130年以上親しまれ、日本の食文化の一つとして定着している駅弁文化を紹介する。


◎パリ・リヨン弁当

フランスのパリ・リヨン駅での店舗出店を記念し、フランスのご当地食材であるシャロレー牛をすき焼き風に味付けした。フランス料理の構成である「前菜」「主菜」「主食」「デザート」で表現した和風弁当。

◎幕の内折詰弁当

日本で古くから食べられている駅弁の典型的・代表的な存在。サーモントラウトの塩焼き、玉子焼き、蒲鉾といった幕の内弁当にかかせないおかずのほか、野菜の煮物や天ぷらなど、和食らしいおかずが詰まっている。

◎日本のおもてなし弁当

寿司は「寿(ことぶき)」を「司(つかさどる)」という意味から、おもてなしの席で食べられる縁起の良いものとされている。寿司のほかにも天ぷら、煮物といった日本の伝統食を詰め込んだ駅弁に仕上げた。

◎助六寿司

「助六所縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の通称で、主人公の名前でもある「助六」に由来する駅弁。太巻寿司、きゅうり細巻、かんぴょう細巻、いなり寿司が入っている。

◎おにぎり弁当

日本最古の駅弁は1885年に宇都宮駅で販売された、おにぎりと沢庵を竹皮で包んだ「おにぎり弁当」というのが有力説。炊き込みご飯のおにぎり、おかかおにぎり、鮭おにぎりに鶏唐揚げや海老フライなどのおかずを入れた。

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