“雲の上”で朝ご飯はいかが?――広島県三次市地域振興部観光交流課は10月13日、三次市内の高谷山展望台周辺にて、新たな観光資源づくりを目的に「雲の上の朝ごはん」イベントを開催した。


この日、東は大阪、西は福岡から参加した22人は、10月12日(イベント前日)より三次グランドホテルに宿泊し、10月13日(イベント当日)早朝に宿泊先のホテルを出発。イベント会場である「高谷山展望台」に到着すると、三次市名物「霧の海」が美しく見える展望台で日の出とともに、三次市の観光資源である「霧の海」を観賞した。


その後、霧の海が見下ろせる展望台で、三次市特産品を活かした朝ごはんに舌鼓をうち、三次市ならではの味わいを楽しんだ。


最後に、三次市に拠点を置く「茂田神楽団」による神楽演舞を観賞。「雲の上の朝ごはん」イベントは大盛況のうちに無事終了となった。


参加者からは「夢のような風景をみながら、贅沢な時間を過ごし、大満足でした」(30代・女性)、「とても素敵な試みだと思います。特別な体験ができ、誰かに伝えたくなります」(30代・男性)など、「雲の上の朝ごはん」イベントに満足した意見が多く寄せられたそう。同市はそうした反響も踏まえ、来年度以降の発展性や継続性を見定めていくという。