元KARAの知英（21歳）が10月12日、ラジオ番組「知英の季節」（TOKYO FM）の公開収録を、東京・銀座三越で実施。リスナーなど約100人のファンが集結した。この模様は10月14日・21日の同番組で放送する。

この日、知英が登場すると、会場に集まったファンから大歓声。知英が「どこから来てくれましたか？」と問いかけると、韓国や中国からの人もおり、知英もとても嬉しそうだ。番組初の公開収録ということもあり、知英は「本当にドキドキしています。緊張しています。いつも1人だからやり直せるけど、今日は失敗は許されないですね…みなさん助けてくださいね！笑顔でいてくれるだけでOKです！」と意気込みを語った。

14日放送分の公開収録では、知英がオフィスマナーを学ぶコーナーに挑戦。フリーアナウンサーの石田紗栄子が先生として登壇し、知英に挨拶や電話の取り方、名刺交換について指導した。

「日本のオフィスのことはまったくわからない」という知英だが、挨拶は持ち前の明るい笑顔で簡単に合格し、「もうちょっと厳しくしてください！」と先生に詰め寄る場面も。一方で電話の取り方では、「敬語がすごく苦手なんです、マネージャーさんとかすごく丁寧なんですよね。とっても難しいです」と弱気になってしまう。実際に石田と電話でのやりとりを行うと、「あの〜」を連発するなどチャーミングな知英の電話に、石田のみならず、会場からも笑いがこぼれた。石田からのアドバイスに「あ〜しまった！」と素直な知英の反応にも、お客さんからは「かわいい！がんばって！」と声が飛んだ。

名刺交換では、「わー！知英の名刺だ！一度もやったことないんです！」と感激した様子。「お芝居の中でもオフィスワーカーとしてやるかもしれないのでとっても勉強になりました！」と振り返った。

21日放送分の収録では、愛猫レオン君の話を披露。「私の恋人は…レオンというんです。猫ちゃんに恋に落ちたんです…どうしたらいいんでしょう」と語り、かわいさのあまりInstagramアカウントまで作ったとエピソードを披露。

その後、14歳からデビューして、普通の生活をしたことがないため、“アルバイト”に憧れていることを告白。居酒屋でアルバイトをしているという会場のリスナーから「遅い時間に終わることもあり、親に心配されている。心配をかけたくないけれど、バイトを続けたい」という相談を受け、「心配になるのは、遅い時間になることだけなら、アルバイト中に起こった楽しいこととかを報告したらどうですか？」とアドバイスを送った。

そのほかペットショップに勤めているリスナーからの「仕事の時間が不規則なので出会いがない」という相談には、「出会いはスローモーションっていうじゃない？いつかビビッてくると思うんです。例えば、ペットショップで、すごいイケメンが外から見ていてビビビ！ってくるの！そんなのどう！？待っていれば絶対来るし、信じていれば叶うから！」と知英流のアドバイスを行った。

また番組リスナーからの、芸能界に入っていなかった場合なにをしていたか、という質問には、「自分がなにをやりたいかわからないままで毎日夢が変わってたんですよね」と答えながらこれまでを振り返り、「私は今母国じゃない日本でやっていますが、すごーく大変でした。日本語できていないし、いつも難しいと思うけど、みなさんが応援してくれるから頑張れる。くじけそうな時は、自分の歴史を見るんです。これまで頑張ってきたからこれからも頑張れる！辛いことがないと成長できない！って思っています」と自身の歴史を振り返った。

以下、囲み取材での一問一答

質問：日本で一番好きな俳優さんは？
知英：一番好きな俳優さんは香川照之さんですね。是非、一度競演させていただきたいです。

質問：今年もあと3か月になりましたが、今年やっておきたいことはありますか？
知英：スキーをやったことがなくて、日本の有名な場所を調べて滑りに行きたいと思います。

質問：本日アルバイトをやりたいというお話が出てきましたが、具体的にはどんなアルバイトをやってみたいですか？
知英：コーヒー屋さんか、アイスクリーム屋さんでアルバイトをやってみたいですね。

質問：韓国で競演したい俳優さんはいますか？
知英：コン・ユさんですね。お芝居も好きで、出演されている作品も良く見ることが多いです。是非、一度競演させていただきたいです。

質問：今日の感想は？
知英：凄い緊張していたんですけど、皆さんが良い反応で応援してくれて力を出すこともできたので、満足しています。

質問：本日学んだオフィスマナーで印象に残ったことは？
知英：今まで仕事で電話に出ることはあまり無かったので、凄く勉強になりました。これからお芝居でもオフィスのシーンがあると思うので、勉強できて良かったです。