JR四国では来春、予讃線(岡山・高松〜松山)で運転している8000系特急形電車に「アンパンマン列車」が登場する。
「アンパンマン列車」は、2001年10月、2000系特急形気動車11両でデビューし、これまで岡山・高松〜松山間及び松山〜宇和島間で運転してきた。また、2005年10月には、アンパンマンの世界観の中で列車の旅が楽しめる指定席「アンパンマンシート」を設置。デビューから2014年度末までに、「予讃線アンパンマン列車」全体では1,030万人、「アンパンマンシート」は12万8,000人が利用している。
今回は、「アンパンマン列車」では初めて、特急形電車8両を「アンパンマン列車」としてデビューさせ、岡山・高松〜松山間で運転。本州と四国を結ぶ予讃線のコンセプトシンボルとして、アンパンマンの世界の「五色の虹」を採用し、白色をベースに、沿線風景の瀬戸内海の海や山々にも映える、鮮やかな虹で各車両を結ぶデザインに仕上げた。
各車両には、四国の賑わいを盛り上げるキャラクターやその風土に親和性の高いキャラクターを効果的にデザインに取り入れている。
なお、車内のデザインや、運転開始日、運転時刻については後日改めて発表する。