佐々木希が出雲大社でヒット祈願、出雲舞台にした主演作の奉納上映も。

2015/09/26 10:49 Written by Narinari.com編集部

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女優の佐々木希(27歳)が9月25日、主演映画「縁(えにし)The Bride of Izumo」の舞台のひとつでもある出雲大社にて、大ヒット祈願、および奉納上映を行った。長い歴史を持つ出雲大社で映画が奉納上映されたのは、今回が初めて。

本作は、神話の国・出雲を舞台に紡がれる人々を結ぶ“縁(えにし)”の物語。出雲大社が初めて映画撮影に全面協力しており、9月26日より島根県と、鳥取県における山陰地方 3か所の劇場で先行公開がスタートする。

この日、出雲大社仮拝殿にて大ヒット祈願のご祈祷を終えた後、実施された完成報告会では、待ちに待った先行公開を翌日に控えた現在の心境を聞かれた堀内監督は「昨年の7月に撮影の無事を祈願し、1年経ち、やっと公開を迎える。大変お世話になった大社(おおやしろ)に奉納させてもらい大変感慨深いです」と答え、続けて主演の佐々木は、本作の見どころや、思い出に残っているシーンについて「皆さんご親切にしてくださって島根の方々の温かさを知った映画です。特に出雲大社での撮影は言葉にできないくらい感慨深かったです」と答えた。

また作中で、日本の伝統芸能である神楽の舞い手としじみ漁師という二役を演じた井坂俊哉は「船を走らせる湖のシーンでは地元の漁師の方に運転を教えてもらったり、神楽の舞を教えてもらったりして本当にお世話になりました」と答え、自分の撮影シーンのない日でも撮影現場に顔を出したり、島根県内を散策していたという平岡祐太は、「町のいたるところに足湯があり、撮影後にスタッフやキャストとよく出かけていたんです」と、撮影現場での裏話なども飛び出した。さらに、劇中の「お前がたぐり寄せた縁だろ。ちゃんと繋いでみろ」というセリフに「縁というものを改めて考えた。縁というのは身近にあるようで、自分でたぐり寄せないとつながらないのだろうなと思いました」とも語った。

そして一番好きなセリフは何かと問われた撮影監督のクリストファー・ドイルは、「監督の『本番!』という言葉が好きだった。監督がそれをいう時、撮影を胸いっぱいに楽しんでいるのが伝わっていたから」と答え、会場の笑いを誘った。

最後に、堀内監督から「出雲を中心にスタッフとキャストで皆で作り上げた映画。見た人それぞれにとっての縁を見つけたり、それに気づくきっかけになってほしい。」とコメントがあり、完成報告会は無事終了した。

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