がん闘病の漫画家が6月に死去、連載作品の最後のエピソードを公開。

2015/09/24 18:46 Written by Narinari.com編集部

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漫画家の火村正紀(新木場ユキ)さんが、6月17日に亡くなっていたことがわかった。作品を連載していた「ガンガンONLINE」(スクウェア・エニックス)の編集部が発表した。

「ガンガンONLINE」のサイトに掲載された「訃報」では、「長らく病気療養中だった漫画家の火村正紀(新木場ユキ)先生は、平成27年6月17日にご逝去されました。生前ご愛顧を賜った読者のみなさまに、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。

そして「火村先生は、お亡くなりになる直前、読者の皆様への最後のご挨拶にマンガを描きたいとおっしゃっていました。残念ながらそれは叶わなかったのですが、火村先生の遺品の中から休載中の『入院ノート』の続きが見つかりましたので、ご遺族より許可を頂き、ここに掲載させていただきます」と、「入院ノート page.20:まんがにまつわるエトセトラ〜ご当地感」へのリンクを記している(//www.ganganonline.com/comic/n_note/)。

最後のエピソードとなった「入院ノート page.20:まんがにまつわるエトセトラ〜ご当地感」では、がん闘病の中で放射線治療を受けたこと、髪の毛が抜けてきたことなどが描かれている。

火村さんは2006年より「月刊少年ガンガン」で「はじめての甲子園」を連載(〜2009年)。2013年1月にがんの告知を受け、闘病生活に入りながら「ガンガンONLINE」にて「入院ノート」を連載していた。

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