U2のボノ(55歳)が、ギターを再び演奏できない可能性があると発言した。
昨年11月に自転車事故で顔、腕、方、左手に多発性骨折を負ったボノは、指2本が未だに麻痺して伸ばすことができない状況で、再びギターを弾くことができるかどうか見通しが不明なのだという。
「あんまり良くはないみたいだね。このことを話すことが恥ずかしいよ。ギターを弾くことが好きなら、本当にこれはただの失望だよ」
さらに、2010年に脊髄損傷の手術を受けたことにも触れたボノは、一生治らない可能性もあったと続けた。
「もう少しで不自由な体になっていたね。それくらい危なかったんだ」
また、妻アリ・ヒューソンと共に4人の子供をもうけているボノは、自分のことをもっと大事にする必要があると認めた。
「アリは僕に、『学ぶことができないのかしら?』『あなたは人生を戦車みたいに突き進んでいるわ』って言ったんだ。まあ、その通りなんだけどね。ジ・エッジは、俺が自分の体を不便なものだと見なしているって言うんだ。多分、それを俺は止めなきゃなんだろうな」
そんなボノは、最近ボストンで敢行されたU2のコンサート期間中に咽頭専門の医者を尋ね、12年間健康診断を受けていないことをあきれられたとQ誌のインタビューで話している。
「医者が『喉を頼りに生計をたてているのではないのですか? これは少しおかしなことだとは思わなかったのですか?』って言ったから、『そうだな。少しおかしいかもしれないと思うよ』って答えたよ。挑戦することにするよ」