又吉「火花」の初映像化が決定、Netflix独占&世界に向けて配信へ。

2015/08/28 02:00 Written by Narinari.com編集部

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第153回芥川賞を受賞した、ピース・又吉直樹(35歳)の小説「火花」が映像化され、9月に日本上陸する世界最大のネット映像サービス「Netflix」で独占配信されることがわかった。配信は2016年を予定している。

「火花」は、又吉の本格小説デビュー作で、純文学とエンタテインメント両方の要素を兼ね備えつつ、人間の根本を描き切った青春小説の傑作。芸人の作品として史上初めて芥川賞を受賞しただけではなく、発行部数は純文学としては異例の230万部を突破した。評価、売上ともに近年の文学界では類を見なかった記録ずくめの話題作だ。

そんな「火花」を、世界に向けてオリジナルドラマや映画を制作しているNetflixと吉本興業がタッグを組み、映像化する。完成した暁には、日本国内のみならず、世界に向けても配信することが決定済みだ。

今回の映像化について又吉は「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」とコメント。

また、Netflix株式会社のグレッグ・ピーターズ代表取締役社長は「Netflixは、素晴らしいストーリーが世界を繋ぐというビジョンを信じ、常にみなさまに最高のコンテンツをお届けしたいと思っております。日本にたくさんあるストーリーの中でも、以前より又吉直樹さんの『火花』をぜひNetflixにて映像化したいと思っておりました。この度、弊社で『火花』を映像化し、日本、そして世界で配信できることになったのを心より嬉しく思っています」と喜びのコメントを寄せている。


☆「火花」あらすじ

想像の範疇を超えた天才的な笑いのセンスを持ちながら不器用な性格に人間味が溢れる神谷と、彼を師と慕って交流を深める後輩・徳永という、お笑い芸人2人の物語。笑いについて真剣に語り合いながら、それぞれの信じる芸人道を突き進んでいくが……。


世界最大級のオンラインストリーミング「Netflix」は、9月2日(水)よりサービス開始。

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