アイシティが高精度カラコンシミュレーター、スマホへの取り込みもOK。

2015/08/18 11:01 Written by Narinari.com編集部

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HOYAが運営する「コンタクトのアイシティ」は8月18日から、全国の店舗のうち100店舗に、カラーコンタクトレンズ・サークルレンズの装用イメージを高精度にシミュレーションできる「カラコンシミュレーター」を本格導入する。

「カラコンシミュレーター」は、モーションポートレート株式会社の3次元解析顔認識技術をベースに、アイシティと株式会社シナテックアローズが共同開発した独自のシステムを採用。シミュレート結果に使用者本人の瞳の色まで反映させた業界最高精度のカラーコンタクトレンズ装用イメージを、直感的な操作で楽しく確認できる。

利用料は無料。店内取り扱い製品のカラーコンタクトレンズを試し放題だ。また、撮影した超リアルな装用イメージの自撮り写真は、スマホに取り込んでSNSなどでシェアすることもできる。

現在、2,000億円市場とされるコンタクトレンズは、カラーコンタクトレンズ、サークルレンズが市場の伸長を支えている。しかし、ネット通販やディスカウントショップなどを利用して容易に入手することができる反面、「買って着けてみるとイメージと違った」「瞳の変化を誰にも気付いてもらえなかった」など、装用イメージが曖昧なまま購入して後悔するケースも少なくない。

また、眼の健康に不安を覚えるユーザーも多くいるため、近年、行政および眼科医、メーカーなど、コンタクトレンズ業界においてカラコンの安全装用についての啓発活動が活発化している。そうした背景のもと、アイシティではユーザーの眼の安全を考え啓発に取り組み、安心・安全な装用を推進する活動の一環として、今回の「カラコンシミュレーター」本格導入となった。


☆カラコン女子達のホンネ

アイシティは、カラーコンタクトレンズ・サークルレンズを購入し装用経験がある15〜34歳の女性200人に対し、「カラコンに対して感じる期待と不安」についてアンケートを実施した。

まず、「カラーコンタクトレンズ・サークルレンズを購入・装用した後の気持ち」をたずねると、50%の人が「色やデザインが購入前のイメージと違い、後悔したことがある」と回答。ほかにも「期待ほどの変化とならず、がっかりしたことがある」という声も43%に上った。事前にイメージに合ったレンズ選びが出来ず、購入後に満足出来ない人が多くいるようだ。

また、「カラーコンタクトレンズ・サークルレンズに対しての不安や不満」については、「購入前にどの色やデザインが似合うか十分に確認できない」と、およそ5割の人が回答。ほかにも「本当はたくさん試して決めたいのに、気兼ねして希望しにくい」という人も3割いた。数多くのレンズを試すことへの遠慮で、購入前の確認がしづらかったという状況がうかがえる。そして7割以上が「目の痛みやごろごろ感」を不安要素に挙げており、眼科で適切なアドバイスを受ける必要性も見られる結果となった。

ちなみに、カラコン装用の1番の動機は「ファッションとしての楽しみ」という回答が最多。ファッションアイテムとしての重要度が増していることがわかる。利用者のメイクタイプは6割近くが“ナチュラル”という結果も出ており、普通のイマドキ女子たちにファッションアイテムとして選ばれているようだ。また、人気のカラーはブラウン系・ブラック系となっている。



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