山口紗弥加が芸能界辞めようと思った過去、22歳の頃に週1で40度の高熱。

2015/08/17 13:20 Written by Narinari.com編集部

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女優の山口紗弥加(35歳)が、8月16日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。かつて、芸能界の仕事を辞めようと考えていた時期があったと告白した。

この日、堀越高校時代の同級生、ともさかりえ(35歳)、水樹奈々(35歳)と共に出演したこの日の番組。想い出話に花が咲く中で、山口は「一回、仕事を辞めようと思ったことがあって…」と語り始めた。

それは22歳の終わりから、23歳にかけてのこと。体調を崩し、週に1度、原因不明の40度の高熱が出ていたという。当時、山口は「女優になりたい」と考えていたが、「周りに流されていく中で、アイドルと呼ばれてみたりとか、そこからバラエティに出させていただいたりとかして。バラエティは、すごく芸達者な芸人さんたちがたくさんいらっしゃる中で、戦場なわけよ、ある種の。瞬発力が必要で。でも私、全然面白い人間じゃないのに、ポンと放り込まれて、何をしたら良いのかわからなくなっちゃって。怖くなっちゃって」と、理想と現実のギャップ、慣れないバラエティの現場に悩んでいたそうだ。

そうした中で、「『これやったら怒られて、もう出られなくなるだろう』みたいな、コマネチをやってみたりとか。その当時のアイドルとしてはちょっとダメでしょ、みたいな。アイドルって自覚もなかったんだけど。逆にドラマ班の人たちには『使いにくい』って言われたり」と、二進も三進もいかない状態になってしまい、「辞めるしかないな。体調も壊しちゃったし、仕方ないな」との境地まで達してしまった。

しかし、「最後の仕事」と決めて臨んだ、演出家・野田秀樹の舞台「オイル」が転機に。このとき「稽古は本当にキツかったの。今すぐ辞めたいって思うくらい。…でも、いざ本番を迎えると、こんなに楽しいことがあったのか、っていうか、辞めたくない、なんとかしがみつきたい」と思うに至ったそうだ。

そして、この舞台を見に来ていた演出家・蜷川幸雄から「一緒にやろう」と声をかけてもらうなど、野田の舞台がきっかけとなり、女優としての「今に繋がった」と、苦しい時期を振り返る山口だった。

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