青森在住の秋田ひろむを中心とするバンド・amazarashiが8月16日、東京・豊洲PITにて、初の3Dライブ「amazarashi 5th anniversary live 3D edition」を開催した。

ステージの前面を覆う紗幕にタイポグラフィーやアニメーションを駆使した映像を投影し、音楽、映像、光を融合させたステージを繰り広げていくamazarashi独自のライブ演出に、3D映像を取り入れた本公演。来場時に配布された3Dメガネを着用した3,100人のファンが、サウンドにリンクした立体映像を体感した。

全編ほぼ3D映像とライブで構成されるこのライブでは、8月19日にリリースされる「スピードと摩擦」「名前」などの楽曲も3Dで初披露。会場中を駆け巡るタイポグラフィー、アニメーション映像に手を伸ばしながらも演奏に陶酔する観客のある種異様な光景の会場に、秋田の力強い歌声が1時間半響き渡り、終演後の鳴り止まない拍手の中ステージは終了した。

amazarashiは8月19日に2ndシングル「スピードと摩擦」をリリース。同曲は江戸川乱歩 没後50年となる今年度に、フジテレビ“ノイタミナ”枠で7月より放送されいる「乱歩奇譚 Game of Laplace」のオープニングテーマで、初回盤、通常盤、アニメ盤の三形態でリリースされる。