“新生”宮本笑里×レスリー・キー、3年半ぶりアルバムのジャケ写解禁。

2015/08/15 10:54 Written by Narinari.com編集部

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2014年に出産して母となり、音楽表現に深まりを見せるヴァイオリニスト・宮本笑里がリリースする3年半ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム「birth」のジャケット写真を、人気カメラマンのレスリー・キー氏が撮影していることがわかった。9月16日(水)、ソニー・ミュージックレーベルズより発売される。

宮本は2007年にアルバム「smile」でデビュー。これまでに5枚のオリジナル・アルバムと2枚の企画アルバム、1枚のベスト盤をリリースし、2010より2013年まで報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)カルチャーキャスターを務めるなど、演奏活動以外でも活躍の場を広げてきた。

今回のニュー・アルバム「birth」は、2012年に結婚、2014年5月に一児の母となってからは初めてのアルバム・リリースとなり、オリジナル・アルバムとしては2012年3月発売の「renaissance」以来実に3年半ぶり。母になり、音楽表現も以前に増して深まりを見せ、磨き抜いた真剣のような技巧も健在だ。実はパブリック・イメージと相反したアグレッシブな演奏も持ち味としている宮本の“音楽の深まり”を打ち出すアルバムになっている。アルバムタイトル「birth」(バース)は、宮本の活動の第2期、いわば活動の「第2楽章」が始まり、また第一子誕生後初めての作品となる瑞々しい世界観を表現した。

宮本は、レスリー・キー氏によるジャケット撮影について、次のように振り返っている。

「レスリーさんは、スタジオに入られてから最後まで、ノンストップで皆さんと常に楽しそうにお話しされていたのが、とても印象的でした。常にパワフルで、熱い想いを持っているレスリーさんから放たれるオーラ、世界観、強い瞳に引き込まれました。大切なアルバムジャケットの撮影を、今回レスリーさんとご一緒させていただけたこと、本当に幸せでした」
「アルバムタイトル『birth』のイメージぴったりのジャケット写真が撮れました。『いま』の私をそのまま表現することが出来たと思います」

また、収録曲も注目だ。宮本が長年レコーディングの構想を描いてきた「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」「リベルタンゴ」「星に願いを」「ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ」や本人作曲のタイトル・チューン「birth」、また超絶技巧が要求されるクラシックの難曲「パッサカリア(ヘンデル=ハルヴァルセン)」「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース(クライスラー)」「ひばり(ディニーク)」など、“新生・宮本笑里”の音楽表現に期待が集まる。父・宮本文昭共々弾き続けてきた「風笛」は今回スペシャル・ヴァージョンとしてレコーディングを行った。

今回のニューアルバムについて宮本は「娘が産まれて、ものの考え方、感じ方、様々な事が変化している最中ですが、新しい宮本笑里の音色、新たな一歩を、聴いてくださる皆様へ感謝の気持ちを込めて演奏しました。いまの等身大の私の音が表現できたと思います」と語っている。

アルバムリリース後の10月にはレコ発ツアー「宮本笑里 リサイタルツアー2015 “birth”」が行われることも決定。ライブにおける宮本の充実の表現からも目が離せなそうだ。

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