“熟成肉味”和菓子食べてみた、ついでにシリーズの“生グソ味”も。

2015/08/04 11:42 Written by Narinari.com編集部

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「すべての肉好きパーソンのために開発」されたという和菓子「ももたん 熟成肉味」。手に入れることができたので早速味わってみた。

特徴的なパッケージ、和菓子と肉、今までにない取り合わせだ。袋を開けてみると意外なことに甘い、お菓子の香りがちゃんとする。そしてその香りはなかなか強い。

饅頭の皮を少しだけ口に入れてみる。かなりの濃ゆさだ。これが本商品が採用している「3ステップミート方式」(3段階の味が楽しめる方式)の最初のステップ“こゆウマ(濃くてうまい)”の正体なのか。

そして半分に割って口の中に。かなり口の中の水分が持って行かれる。ゆっくりと噛んでいくと、タレ系の味であるという中の餡は皮よりは甘みが抑えられており、この菓子の本質は皮にあることをその味と口の中の粘度が訴えかけてくる。

かなり水分を奪っていくこの和菓子、喉へと向かう際の強い自己主張が“肉感がほとばしる”ことを表しているのだろうか。ただ、肉の味と言い切ることは難しい。

個人的には飲み物が欠かせない。しかし、この甘くもあり、コクもふんだんにある菓子に合わせる飲み物も難しい。パッケージには「お酒にも合う」とあるが果たしてどうだろうか。個人的には炭酸水がベストではないかと感じるが。

せっかくなので、マサラスパイスの「ナマステ味」も食べてみることに。開封した時の香りは熟成肉味よりも控えめ。ほのかにカレーとフルーツの香りは感じられる。口に入れてみると、これはかなり変わった味。クミンの存在感の中でフルーツっぽい味と味噌餡の味が「ここにいるよ」と声をかけてくるようなお菓子だ。飲み込む時に意外に辛みを感じるにもかかわらず、熟成肉味よりはもう少し和菓子に近い気もするのが不思議でもある。

ちなみに、「ももたん」には、秋田で話題のかき氷“生グソ”をモチーフにしたものも。パッケージには「生グソ感大幅アップ」などやや悪ノリも見られるが、こちらは普通の範疇にあるお菓子だった。



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