運転中“自らビンタ”で気失う、あやうく大事故になりかねない事態。

2015/08/02 18:05 Written by Narinari.com編集部

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車の運転には注意力、集中力、判断力のすべてが要求されるため、ちょっとした油断やミスが大事故を引き起こす可能性もある。中国ではこのたび、助手席の彼女の気持ちをなだめようとした男性が自ら自分の顔をビンタ。あまりにも強く叩きすぎてそのまま気を失い、あやうく大事故になりかねない事態に陥ったという。

中国メディア安徽商報などによると、この奇妙な出来事は7月30日午前、上海と西安をつなぐ高速道路の合肥市内(安徽省)で発生した。

地元の交通警察がパトロール中、前方で不安定な走行をしている乗用車を発見。交通警察はただちに停止するよう指示した。すると、車内からひとりの女性が現れ、警察に駆け寄ってきたという。

女性の慌てぶりに驚いた警察が乗用車を確認すると、運転席の男性が口から流血したまま、気を失っている。警察はすぐに救急車を手配するとともに、ひとまず男性を交通警察に護送することにした。

その後、女性から事情を聞いて明らかになったのは、何とも奇妙な経緯だ。男性と女性はカップルの関係で、その日は南京に向かう途中であったとのこと。途中、ふたりの間でいさかいが発生して険悪な雰囲気になり、しばらくして男性は女性の気持ちをなだめようと、自分の顔をビンタし始めたそうだ。そしてそのまま気を失ってしまったのだという。

運転中かつ高速道路で発生した出来事だけに、あやうく大事故にも発展しかねない状況だったが、不幸中の幸いは男性が朦朧とする意識の中で、何とか車を停止してから気を失ったこと。いったいどれほどの強さでビンタすれば気を失えるのか……。

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