スター・ウォーズねぶたに熱狂、ベール脱いだ4台に会場大盛り上がり。

2015/08/02 05:28 Written by Narinari.com編集部

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2015年は“STAR WARS YEAR”ということで、夏の風物詩の1つ「青森ねぶた祭」に「スター・ウォーズ」が参戦。8月1日、翌日から始まる「青森ねぶた祭」に先駆けて開催された前夜祭セレモニーに、「スター・ウォーズねぶた」が登場し、会場を沸かせた。

この日、13時から優先観覧エリア整理券が配布されるも、わずか25分で配布終了。日本全国より100人を超える報道陣が参加した。会場となる青森市の青い海公園特設ステージは実物を見るべく駆けつけた約3万人で埋め尽くされ、19時の開始前から熱気と興奮で大盛り上がり。はじめにねぶた制作者を代表し、ねぶた師の北村春一さんが今回の制作について「下絵の段階からねぶたをよく研究しキャラクターを克明に再現するだけでなく、ねぶた独自の技法との表現を理解し尊重してくださったスタッフの皆さんに深く感謝します」とコメント。北村さんは12月公開の最新作を題材とした“フォースの覚醒ねぶた”の制作を担当、熱い気持ちを語った。

そして、ついに「スター・ウォーズねぶた」が初お披露目となり、まずは“ドロイドねぶた”が登場。会場からは完成度の高さに加えて、人気のキャラクターが描かれているねぶたを目の前にして歓声が沸き起こった。

すると、“ドロイドねぶた”にも表現されているR2-D2が、この日のために応援に駆け付けて登場。自分のねぶたでの晴れ姿に満足している様子に会場からは「カワイイ」という女性ファンの声も上がっていた。

次に“ジェダイねぶた”が登場。ルーク・スカイウォーカーとヨーダというジェダイを代表する2人が描かれているとあって、フォースの強い熱気が感じられるデザインにファンも大喜び。

続いて“シスねぶた”。どこからと「コーホー……」という呼吸音と共に、おなじみのテーマ曲に乗ってダース・ベイダーとストームトルーパーが会場に現れ、“シスねぶた”から発せられる闇黒のフォースを感じ取ったかのようなダース・ベイダーの合図をきっかけに“シスねぶた”が登場した。見事なデザインに加え、凝った演出に会場からは拍手が湧き起こった。

そして最後の4台目、この日までそのデザインも極秘とされていた“フォースの覚醒ねぶた”が登場。12月に公開される最新作に基づき、左にはヒロインのレイ、右手には人気沸騰中の新キャラクターBB-8、中央には新たな3部作の悪役と発表されたばかりのカイロ・レンがデザインされており、ひときわ大きな歓声が上がった。

全てのねぶたが勢ぞろいした後、青森市長の鹿内博氏が「明日から始まる青森ねぶた祭りにこうしてスター・ウォーズが、応援しに元気を与えに励ましに、前夜祭に駆け付けていただき、心から感謝申し上げます。先人たちが残してくれた素晴らしいねぶたを次の世代にもしっかりと受け継ぎ伝えていきたい」と挨拶した。

この「スター・ウォーズねぶた」は、この後、8月2日(日)から7日(金)までの「青森ねぶた祭」開催期間中、2台をワ・ラッセ展示スペース(要入館料)、もう2台をワ・ラッセ屋外の西側広場に展示(無料)。展示されるねぶたについては、ローテーションを組む。

新たな3部作の1作目となる映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、12月18日、全国ロードショー。

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