那須サファリパークで先日、初めてホワイトタイガーの赤ちゃんが誕生した。誕生翌日の7月13日からは、人工哺育をスタート。現在は体長約40センチ、体重2.5キロと、すくすくと成長している。そのため、8月12日より一般公開が決定。写真撮影会は成長具合を見ながら、9月上旬から実施する予定だ。

ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種で、体色は白色もしくはクリーム色、縞模様は黒や茶色。今回誕生した“マハロ”の両親は見た目通常のベンガルトラだが、ホワイトタイガーの遺伝子を持っており、“マハロ”は体が真っ白で黒い縞模様のホワイトタイガーとして誕生した。
同園ではトラの繁殖計画を進め、現在2年目に入っているが、ホワイトタイガーの誕生は「予想外」だったそう。“マハロ”はハワイの言葉で「ありがとう」という意味で、担当飼育員が感謝の思いを込めて名付けた。
なお、ホワイトタイガーの飼育数は、全世界で約250頭、国内では約30〜35頭だと言われている。







